あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
北千住で上演中のミュージカル「ひめゆり」を観てきました。
沖縄本土復帰40周年記念公演です。

主に金銭的な事情で、「当日券があったら行く」という消極的な構えで迎えた本日。問い合わせてみると、「今現在数席あります。いらっしゃったときあるかどうかは・・・」という、最も困った回答を得まして、ともかく行くことに。
そして、1階最後列がとれました。実際満席状態でしたが、客層の幅広さに驚きました。中学生ぐらいから年配の方まで、家族連れ友達同士も多いようでした。「戦争関係のイベント」とは少々かんじが違うものですね。
会場入ってすぐのところで、先日開催されていた「オキナワを歩く」の写真が一部展示されていました。劇団員の方々が、写真展で直接話をつけられたのかと思われます。

ミュージカルそのものについては、まだ10日(火)まで上演中ですし、ネタバレは避けさせていただきます。
また、ミュージカルというものをまっとうに観るのは初めてだったので、作品に関して感想を言えるものでもないかもしれません。
個人的には、一瞬だけアメリカの国歌が流れた瞬間、なぜか声が出そうになりました。
沖縄戦を象徴するであろう、今年になって沖縄で問題になった内容が盛り込まれています。
それらを含めて、テンポよく進行するためだと思いますが、いくつかの内容を1つの場面で表現した部分、ひめゆりの歴史として語られる場合はだいたいキーポイントとなる事柄を省いた部分等ありました。
小説「ひめゆりの塔」を意識したのだろうかと思われるエピソードもあります。
映画等では表現できないだろう、劇ならではの演出はあると思いました。わりきって実際にはなかったエピソードを演出しているところもあるので、やはり一般的な「戦争関係のイベント」とは違っていると思います。
だからこそ、ステージとの距離分ぐらい冷静にいろいろ考えつっこみながら観ていたのに、勝手に涙が出て止まらないという、自分でびっくりする状況になっていました。映画のように直接見せないから感情移入できるという面があり、それゆえに伝わるものもあるということでしょうか。
沖縄戦を歴史として「学ぶ」、のでなく、感覚として「感じる」ことができる作品です。
観ることができてよかったです。

劇中のエピソードをみながら、「これは誰がモデルだろう?」とか、あの人がモデルの人物は出ないのだろうか、とか考えていたので、あんまりいい客ではないのだろうと思います。(苦笑)
回想記録に名前のあるひめゆりや陸軍病院関係の方々を思い浮かべて、亡くなる前にお会いしたかった、等と思ってしまったり。
おそらく、今後どんな作品を観ても、そういう意識は付いて回ってしまうのだろうなと思います。保存の会のメンバーみんながそうというわけではないことはお断りしておきますが。

この先、個別の証言をもとにその方をモデルにした人物の出てくる作品が生まれることもあるのだろうか、ということも考えました。そういう場合は、ある意味証言映像の間接的な利用ということになるのだろうかと。
保存の会と史料館の将来というのがひっかかっていて、どうしてもそういうところを考えてしまうようです。

ともかく、私の見方はあまり参考にされない方がよろしいかと思います。
これから明日、明後日ご覧になる方は、そのままご自分の感覚で作品に入っていかれることをお勧めします。
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北千住で上演中のミュージカル「ひめゆり」を観てきました。沖縄本土復帰40周年記念公演です。主に金銭的な事情で、「当日券があったら行く」という消極的な構えで迎えた本日。問い
2012/07/09(月) 22:18:23 | まとめwoネタ速neo