FC2ブログ
あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
4月の拡大事務局会議で、WEBイベントのプログラムとして、手記の朗読はどうかという提案がありました。
これは、事務局中心メンバー2人からの提案でした。

率直に言って、その提案を聞いたときの自分の感想は、「いや、要らんでしょ」でした。
本人の語りならともかく、素人が読み聞かせるのを聞きたいだろうか?手記は普通に読むほうがいいと思うけど。
と思うのは、私が録音された自分の声を聞くとイラっとするからというのが1つ。映像は提供する側の時間に合わせなければならないし、外では見づらいので、読むほうが楽というのがもう1つ。

とはいえ、そういう展開の仕方の具体例も浮かびます。
証言の朗読だと読み手次第で興ざめする気がしますが、紙芝居ならふつうにあり得ます。
なので、紙芝居形式になっている証言は、ご本人が読んでいる映像がないのなら、上演してもよい気がします。
実際、イベントに使う証言の選定で、紙芝居形式のものは入れる方向になりました。

また、証言は本人が語るのでなければ実感が伴わないということで、体験を小説の形にしてそれを読み、背景や科学的な部分を解説する授業をしている例もあります。
以前調べたことのある「原爆先生」はそういう形のようでした。

とりあえず、手記の中で、紙芝居と絵本は朗読もありだと思われます。絵本の場合、WEB企画となると、著作権や版権が関係してきそうですが、ある程度は許可が取れるのではないかと見込んでいます。

あとは、実は聞き取りをした中で、ご本人が手記を読む形のものがありました。私が聞き取りに行った中で、お2人いらっしゃいます。それはもう、自動的に、証言映像=手記の朗読になっているので、そういうものとして手記とセットで公開でいいのではないかという気がします。
一応、朗読の後、質問をして詳しく状況を教えていただくということはやっています。質問する自分の声にイラっときますが。

手記の朗読という提案については、プロにお願いするあてがあるという発言があり、そちらのほうで動いてみるというのが、会議時点での結論となりました。
プロの朗読だと、全然違う方向からの需要が期待できそうな気がします。
そんなお金はありませんが、声優による戦場体験証言の朗読企画があったら、一気に若い層の注目を集めることができるな、と考えたりなどいたしました。体験者の方ご本人とはイメージがだいぶ違うはずですが、あえてその証言を聴こうとする動機は生まれるでしょう。まずもって無理ですが。むしろもしそういうことをしてみたい声優さんがいらっしゃるなら、証言映像もテープ起こしした文章もご利用いただきたいと思います。
証言をもとに舞台や歌を作るアーティストさんは茶話会にもよく参加されているので、その方面にご協力をお願いすることは意外とありでしょうか。

話があらぬ方向にいきましたが、ご本人の生証言でない、朗読企画をWEBでやろうとするのなら、聞きたいと思う声を選ぶことは必須だと、個人的には思います。
「手記を朗読してみた」的な映像は、あんまり見ようと思わないものでして。朗読する人が楽しんでやること自体は否定しないしいいことだと思いますが、それを見るよりは、自分で黙読するほうがいいと思ってしまうのです。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
ぼーっと読んでいたら、え?手話の朗読?すげぇ!と思ったら手記でした。。。最近、目が、、、><
聴覚障害の方の手記をたまに見かけますね。情報が、後から、聞こえてくるよ、(いっこく堂風)
手話技能検定4級、(とはいっても初級ですが)持ってます。
2020/05/17(日) 19:08 | URL | ぜろねこ #-[ 編集]
障碍者の方の手記はときどきありますね。

受け取る側として考える場合、聴覚障害の方だと、それこそ自分で読む方がよさそうだし、どちらかというと証言映像に字幕が必要なパターンでしょう。
視覚障害の方には、読み上げもいいのかもしれませんが、どちらかというと証言をよく聞こえるように加工する(CDのマスタリング作業?のようなこと)ほうに注力してほしい気がします。
2020/05/18(月) 21:09 | URL | しょうみー@ブログ係 #sCdCES4I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://senjotaikenhozontabi.blog2.fc2.com/tb.php/3975-1914ff48
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック