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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
昨日までの話の流れで、もう少し。

例えば、建築家が戦跡の建物の構造とその補強プランを展示するとしたら、できれば複数の建築家が参加するほうがよいと思います。
絶対に物理法則的にこうだという内容や、建築の教科書にあるような内容はあるとしても、ある方法で耐震が十分であるかについて、建築家の間で意見が分かれることもあるのではないでしょうか。
そういう、そもそも本当に耐震強化すれば大丈夫なのかというところから、耐震の技法的なところまで、複数の専門家が集まれば、議論の余地があるはずです。
それを、いかにわかりやすくするかにこだわりながら、議論していく過程自体が、展示になり得そうです。
シンポジウムというのか、トークバトルのような企画も考えられるかもしれません。
実質コンペということになるのでしょうが、賞金は出せないはずなので、自分の知識や経験の成果を見せるのをやりがいとして応募してもらえるといいのではないでしょうか。
もとより、保存活動への自主的参加が本分なので、全てはその達成を目指す過程です。
もちろん、建築の分野だけでなく、いろいろな方面で喧々諤々すればいいと思います。

結局は、パブリックコメントをイベントとしてやっているようなものですが、行政機関の中だけでその整理を行うより、広くいろいろな人たちが決定に向かう過程を共有できるのがいいだろうと思うのです。
保存できない理由の大きなものに、安全性と並んで予算面がありますが、たくさんの人が考える機会があれば、継続的な維持費が生まれる可能性も広がるでしょう。

と、戦跡保存の話をしていますが、証言にしても、記録にしても、残していこうとすると共通してぶつかる問題があるわけで、その辺をどう解決していくか考えてみているのです。
保存の会が2020年度に何をするか、というのも、ずっと記録を残していくためにどうするか、ということとつながっています。
キャラバンがスタートしてあっという間に10年が経とうとしています。
10年先はてはさらに75年先をみながら今何をするかを考えようとしたらこういう話になってきたのでした。
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