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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
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昨日から2日間に亘って八重洲口開催していました「沖縄の戦争展」、今日は2日目。2日間のイベントだと、初日と最終日しかないのですが、その最終日です。

毎日新聞栗原記者のお話も、昨日と同様、会場いっぱいのお客さんにお越しいただきました。
途中資料が足りなくなり、私も外へ刷り増しに出かけたりしたので、全てを聞くことができていませんが。
全体的に熱量の高いお話でした。
前半は民間戦争被害者の訴訟について、後半は遺骨収容について。
いずれも、過去にひどいことがあった、戦争はいけない、というので完結するものではなく、戦争というのは今現在も続いているのだということを丁寧に伝えられていました。
民間人として戦災を受けながら、保障されることのなかった方々の状況を、展示されているパネルと併せて具体的に挙げていかれるのは、裁判に4回通った方ならではです。これには、後で雑談をしたお客さんも、自分と同じぐらいの歳の人にこんなことが起こっていたなんて、とショックを受けられていました。
人命が失われたことについての判決が、戦時中の私有財産に関する判例をもとに補償を認めないものになっているなど、問題の所在がどこにあるのかの説明。
遺骨のDNA鑑定についても、遺骨を掘った時点で全てDNAをとり、データベース化しておき、遺族の可能性が高い方々に呼びかけてDNAの照合をしていくべきなのに、一緒に遺品が出なければDNAの採取さえしてこなかったという実態。
沖縄については、それが改善され、そこにいた部隊など文書があればDNAを採取する方向になったけれども、硫黄島については、その条件を整えてもDNA鑑定を拒否されたことについて、丁寧に説明されていました。
遺骨については、積極的に取り組む法律ができた一方で、収容数は減少しており、このままでは、600年経っても収容しきれない。600年経っても戦争は終わらない、つまりずっと終わることがないのだということです。
8月ジャーナリズムに対して、常に大戦のことに取り組む「常夏記者」と称されている栗原記者。本当に大切なことは何度でも書くのだと宣言されていました。
いっそ連続講座でもやりたいぐらいの、わかりやすく密度の濃い時間でした。

順番は前後しますが、その前の時間は、沖縄戦を戦った元兵士である近藤一さんの映像を一緒に見る座談会でした。
証言映像を区切ってメニューを多数用意。最初の40分ほど、その中から「これは絶対に外せない」というものをいくつか流し、残りの時間で、どれを見たいかリクエストを受けるという形で進行。
もともとの映像の音質が悪く、聞き取りづらかったため、画面の半分にテープ起こしをしたwordの文章を字幕の代わりに表示するということを、その場で考えて試みていました。これは、いい方法だったといえそうです。
民間人に対する「壕の追い出し」を行った側の背景を、戦場の状況、近藤さんが中国戦線を戦われていたときの状況などと併せて見ていくもので、民間人のいるところが戦場になるということの悲惨さが伝わる内容でした。

展示のほうも、熱心に見られる方が多かったです。特に栗原記者の講演の後は、話の中に出てきた方のパネルをじっくり確認したいと思ってもらえたようでした。

初の八重洲ブックセンターでのイベントでしたが、いきなりキャパギリギリという大盛況ぶりで、関心の高さに嬉しい悲鳴となりました。
講師の方々、お越しくださった皆様、大変ありがとうございました。
八重洲ブックセンターの皆様、お世話になりました。
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