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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
出遅れ気味ですが、長崎に行ったメンバーの一人が8月15日の朝に書いていた現地からのレポートを転載します。
保存の会メーリングリストに流れたものです。
ブログ係、帰途にあったので見ておらず、気づくのが遅れました。
今日=8月15日ということで読み替えていただければと思います。

◆◆◆

皆様へ

昨日からナガサキピースミュージアムで「戦場体験聞き取りキャラバン報告展」が始まりました。
9月9日までの長期開催になります(月曜休館、9時半~17時半)。

ナガサキピースミュージアムはグラバー邸や大浦天主堂の近くにある可愛らしいミュージアムで、歌手のさだまさしさんが発起人のNPOが運営しています。常設スタッフがいるため設置などに伺えばあとの応接はしてくださるので長期開催が可能なのですが、チラシをまとめてお渡しすると近隣の施設に撒いてくださるし、文章をお渡しするとプレスリリースもやって下さるし、NPO会員の方々に支えられているということで館の使用料は無料という恐るべき手厚い支援体制がとられています。

今回まずはSさん(ブログ係)と二人で長崎入り、ちいさな会場ですが、スタッフの皆さんが手慣れた様子で展示を進めてくださるので、私はほぼ、あそこにこれを、ここにあれをと言っているだけ。
少し多めかなと思いつつも持って行った荷物は上手に館内に収まりました。
今回もNさんに書いていただいた墨書きの大看板の設置だけがちょっとした騒ぎでしたが、これも昇降機などを駆使して完成。
何はなくてもイベントタイトルだけは記憶に残りそうな大看板です。

初日の昨日は、開館と同時にNHKのテレビカメラが来館
東京から観光で来て近くにある軍艦島のミュージアムと間違って入ってきた青年が早速捉まっていましたが、前日は軍艦島と原爆資料館に行ったというような若者でなかなかのコメント、浅草で再会する約束もして別れました。
そのあとは地元の長崎新聞と毎日新聞の取材。
今日か、お盆が済めば来館者は飛躍的に増えるのでしょうか??

先月の打ち合わせの時に併せて聞き取りをした、99歳のニューギニア戦体験者の中野さん(独立工兵第37連隊)が、展示を見に行くと言ってくださるのでわざわざ会場まで来てくださるのならお話もしてくださいと8月25日にトークイベントを組んだのですが、下見に来たと早速昨日もご登場。
お嬢様があと1か月先なら100歳なのにと少し悔しがっていました。

昨日は終了後、スタッフのおひとりのお宅にお邪魔してお祖父さんのお話を伺いました。
三菱重工の長崎造船所では武蔵が造られているのですが、
その公試運転をたまたま目撃した時の記憶を絵にしておられました。
見てはいけないものを見てしまったと心苦しく、戦後まで家族にも話さなかったということ。
その後予科練に入り、木更津などへ。彗星を見送った話
復員するとき長崎は誰もいなくなっているから戻っても仕方がないと言われたけれどどうしても家族に会いたくて戻ったらご家族は無事だったこと
(入市被爆で被爆手帳をお持ちです)など涙ながらにお話してくださいました。
体調不良をおしての短い時間でしたが、長崎らしいお話でした。

武蔵を見た場所は、まさしくミュージアムから徒歩1分ぐらいの場所で、その絵は本日から武蔵の証言パネルと一緒に展示しようと思います。

今日は長崎は精霊流し。
今年は長年長崎の核兵器廃絶運動の先頭に立ってきた谷口稜曄(すみてる)さん(背中を火傷した郵便配達の少年)、土山秀夫さん(元長崎大学学長)の精霊船が出ます。
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