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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
8月23日、シベリアデーです。
「シベリア抑留」で検索すると、各地のニュースがヒットしてきます。

その中で目に留まったのが、舞鶴の中学生がシベリア抑留の「語り部」としてデビューしたというニュースです。
舞鶴引揚記念館が中心になって、「語り部」養成講座を行い、それを受講した中学生2人が、今月から語り部として活動を始めたということです。
戦争を伝える公的施設が、いよいよ戦争を知らない世代の語り部育成に力を入れる流れになってきたようです。

体験した本人が伝えるのとは、もちろんだいぶ違うところでしょうが、知らないから勉強して伝える、勉強したという過程も含めての継承というのは、あり得るのかもしれないと思います。
例えば、いろいろな体験者の話を聞いた若い世代が数人集まって、話し合ったら、1人で聞いたのとはまったく違う戦争の姿が見えてくるのかもしれません。

よく言われるのは、これからの戦争は、72年前の大戦のような戦いとは違う、ということです。
実のところ、私もイベントが連続している間に、確かに今72年前のようなことがリアルに起こったら、どうかしている、と思いました。
そのくらい、ありえないことをやっていたんだなあと。
しかし、実際には、ミサイルに猟銃で抵抗するような戦いは現在もあるようですし、自爆攻撃は今も頻繁に起こっているわけで。
戦争の中にある本質的な何かは、きっと変わりなく存在しているのだと思います。
それを体験して感じた人々は、刻一刻といなくなっていきます。
戦争を語り継ぐ、というのが、「戦争の本質に迫ろうとする」ことであるなら、体験したかどうかに関係なく可能なのかもしれないと、最近思うようになっています。

とはいえ、今はできる限り、体験者の方と接して、直接話を伺う機会を持つべきときだと思います。
それは、若手による継承と相反するものではないはずです。

今日の各地のニュースの中で、保存の会もお世話になっている体験者の方々のご活躍も見かけて、心強く感じました。
一方では、昨年まで千鳥ヶ淵でお話しされていた方が今年はいらっしゃらない、ということも思い出すのですが。
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