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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
伊勢志摩サミットに出席したオバマ米大統領が、広島を訪れ、自分で折った4羽の折り鶴を贈呈したのだそうです。
そして、平和記念資料館で、サダコ鶴に関心を持っていたというニュース。
これだけでは、その関心の持ち方がわかりません。「サダコ鶴」を知っていて、これがあの・・・というかんじだったのならいいのですが。

千羽鶴が平和の象徴やお見舞いとして広まったのは、広島で被爆し、12歳で白血病で亡くなった佐々木禎子さんがきっかけです。
広島の平和公園には、禎子さんをモデルにした「原爆の子の像」があります。
禎子さんが闘病中に折った鶴は千羽を越えていたようですが、残っているのは広島平和記念資料館に展示されているものと、お兄さんである佐々木雅弘さんの手元にあった5羽だけになっていたのが10年ほど前のこと。
佐々木さんははじめこの5羽を、5つの大陸に寄贈しようと考えられていたようです。(6羽と書かれている情報もありますが)
北米は、原爆投下の指揮をとったトルーマン大統領のお孫さんに、と考えていたところ、いろいろなつながりから、1羽目は、9.11テロで破壊されたワールドトレードセンター跡地の「トリビュートWTCビジターセンター」に寄贈されました。
この「いろいろなつながり」について、その当事者の方が書かれた日記をネットで読んでいたのですが、それが見つからなくなりました。それは、本になったからであるようです。
本を手に入れたら、これについてはまた何か書きたいところです。
トルーマン大統領のお孫さんへの贈呈は、昨年11月に実現しています。米中西部ミズーリ州インディペンデンス市の「トルーマン図書館」に寄贈されました。
2012年には、真珠湾のパールハーバー・ビジターセンターに寄贈されていました。これが3羽目。

2羽目はオーストリアの「ASPRライブラリー/ヨーロッパ平和博物館」。

2013年9月7日には、沖縄市にも贈られています。沖縄市民会館において行われた沖縄市民平和の日を定める条例制定20周年記念行事のオープニングセレモニーで贈呈。
これは、広島平和記念資料館から佐々木さんに返還された1羽ということです。6羽のうちの1羽ではないのでしょうか。
沖縄慰霊の日に向けて平和月間に入ろうとするこの時期に、米大統領と折り鶴が話題になるのは、いいタイミングかもしれません。

検索すると、他に、チェルノブイリ原発事故の関係でウクライナに寄贈されたのと、ブラジルの被爆者に寄贈されたのとがひっかかってきます。
佐々木さんの手元の5羽とは違う場合もあるようですが、3つの大陸には届いているようです。

ハワイ含めて米国に3羽渡っています。
原爆を落とした当事国への、恨み言、ではなく、平和を願うメッセージです。
ハワイの場合は、日本が戦争を仕掛けた場所なわけですが。

ともかく、何があったのかをそのまま受け止めて、これからにつなげてほしいという願いの形ということになるでしょう。
一人の被爆者の人生と遺品のもつ力であり、そして周りの人たちの力です。
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