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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
保存の会公式twitterで紹介されていた「地図展2015 首都東京1945」、明日までだというので行ってきました。
地下鉄の三越前駅、銀座線と半蔵門線を結ぶ通路で開催。仕切りの柱の壁面と、通路の片方の壁面を使っての展示。日本地図センター等でつくる地図展推進協議会、全国街道交流会議、名橋「日本橋」保存会が主催、国土地理院や海上保安庁、日本地理学会等が後援というだけあって、こんな場所で大々的にやれるのですね。
幅広い年代の人が足を止めて見ていました。
「これが(東京大空襲の)直前で、こっちが直後ね」とカップルがふつうに会話しているのが耳に入り、東京大空襲はけっこう常識として浸透しているのか、今年が戦後70年で特集も多かったので入っていきやすいのか、罹災地に近い場所柄なのか、なんだか意外なかんじでした。ふだん戦争関係を扱っているのはそうとうマイナーな気がしているもので。

東京大空襲前後の東京の地図を中心として、真珠湾攻撃や広島、長崎の原爆投下に関する地図等並べられていました。
今回東京メインということで、スカイツリーから見た現在の東京の写真や、東京の移り変わりの航空写真等、比較できる形で出されています。これが、でかい!数枚の地図、航空写真をつなぎ合わせたものもあって、これが一堂に会するのはあんまりないのだろうというのがわかります。
東京大空襲の体験を語るパネルもありましたが、証言者が日本地図センター地図専門員の方なのですね。
講演もあったようです。日程合わなかったとはいえ、行けなくて残念です。
東京大空襲については、いち早くグーグルアースで当時の地図を見られるシステムがつくられていますが、地図にかかわる専門の方の力が集まっていたということでもあったのでしょうか。

海軍兵学校・陸軍予備士官学校の入試問題が一部パネルになっていたり、防空についての絵を集めた「人々は逃げることを許されていなかった」ことを伝えるパネル等もあり、かなり凝った展示でした。
これ、偵察員だった田中三也さん(戦後も国土地理院委託の航空測量に従事された)の証言や、信州戦争資料センターの「戦争の時代」展と併せてみるとまた味わいがあるのだろうなあとかも思ってしまいました。真珠湾攻撃の図上演習の話を思い出してみたり。やっぱり私もしっかりマイナーの域に行っているようです。

パネルの下の方に、図録的なものの販売の案内がありましたが、あいにく日曜日は販売所が空いていないようで。
講演会場になっていた八重洲ブックセンターまで行ってみると、それらしいのが1冊あったので買いました。その前身のようなムックもありました。(そちらは戦争に限らず歴史と組み合わせたシリーズもののようです。)
展示に出ていたもの以外に、横浜や名古屋、京都(!)等全国の都市について米軍が撮影していた航空写真資料が収載されています。隠された東南海地震についての資料も載っていました。

戦争の資料館を持っている官庁以外の戦争関係展示も侮れないどころかむしろプロフェッショナルなこだわりが効いているものだなと思いました。
戦争は国家をあげてやるもので、どの官庁も深いかかわりを持っているのだから、当然といえば当然なのかもしれませんが、正面から取り組んだ力の入った展示だと思います。
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