FC2ブログ
あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
5月15日に、似たようなタイトルで書いたなあと思いつつ。全然違う話です。

昨日、祖父の命日の話で、日本の海軍記念日のことを書いていて、日本海海戦から40年と数えたところで、「なんか、けっこう近いな」と思いました。
15年戦争、というと長いかんじがするのですが、敗戦の年から見ると、日露戦争は40年前というのは、「最近のこと」だなと。沖縄が復帰してから今までが43年ですから、それよりも近い。
日清戦争だと、それよりさらに11年前になるわけですが、それでも70年に比べるとだいぶ短いのです。

日清戦争から、約半世紀、51年の間に、日本は海外との戦争の時代を駆け抜けたということなのですね。
中国に勝ち、ロシアにも一応勝ち戦で、その後第1次大戦には連合国側で参加しその間にシベリア出兵。こうして戦い続けて欧米列強と並び立とうとするところまで20年ほど。それは、確かに国際社会では驚異であり、ある種脅威ともなっただろうと思います。
そこからは、国際連盟とともに短い平和の時代に入るかと思いきや、軍縮に反発し、領土拡張への干渉に反発し、今度は欧米諸国を本当に敵に回すことになりやがて15年戦争に突入。
50年間を戦い続けたといえば長いけれども、短い期間にこれだけやったのか、ということも感じます。

そして、1945年8月15日、様々な「積み残し」がその後10年ほど続きますが、一応戦争の時代が終結。
それから、他国と直接戦争をしなかった時間が70年。

保存の会では、ときどき「あの大戦は、もう明治維新のころとそう変わらない感覚になっている」といった言葉を聞きますが、昨日はむしろ明治維新もそう遠くない気がしてしまいました。

戦後、高度経済成長を経て、長い不況も経ながら、現在。
「急ぎすぎて何かを置き忘れてきた」といった歌詞の歌も多数ありますが、敗戦までの日本は、もっと急ぎすぎていたといえるのではないかと思いました。それこそ、相当のものをかなぐり捨てる勢いで。
そして、70年間、本当に置き忘れられ続けているものもあり、戦場体験の証言の中に、かなりの頻度で発見します。

どうまとめたものかわかりませんが、この70年という時間をみるとき、まだ忘れている、というより気づいていない視点もあるのかもしれないと思いました。
それは、保存の会の活動の範囲ではないのかもしれませんが。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://senjotaikenhozontabi.blog2.fc2.com/tb.php/2088-46cd4ea3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック