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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
一昨日の「戦場の距離感」に関することです。
距離について突然考えたのは、最初は地下洞窟の長さについて気になったことからでした。

琉球新報に掲載されている沖縄戦体験のシリーズで、ある集落から「玉泉洞を通り」その先の集落に出るという記述がありました。
玉泉洞といえば、沖縄初の有料観光地で、かなり有名な鍾乳洞なので、地元の方や沖縄を普通に観光する方々なら、その長さはご存じなのかもしれません。私はその記事を読んだ時には知りませんでした。それで、集落と集落の間を結ぶ通路のようになっている鍾乳洞というのがどれほどの距離なのかが気になりました。
観光案内で見ると、約5km。(公開されているのはそのうち890m。残りのエリアは研究用として保存されており、夏季限定でその部分に入れるツアーがあるそうです。)
5kmというのを、東京の地名で説明できないのが地方出身の悲しさですが、自分のわかるもので即座にあてはめたのが、私が小学校に通学していた距離と同じくらい?というものでした。ど田舎なので、家から小学校までの距離はそのくらいあり、その間、字であれば4つの集落、大字でも1回変わります。
沖縄の字の感覚がよくわかりませんが、集落と集落を結ぶだけの距離があるというのが、そこで実感としてわかりました。
証言されている方が通られた範囲というのはどの範囲だろう?というのも、玉泉洞について知っていれば質問できるポイントかもしれません。

この鍾乳洞ですが、地図上に書かれるときは、点になってしまいます。
日本地図の中で県庁所在地が「◎」1つで表現されているのと同様というのでしょうか。
それで、硫黄島の要塞のような形で表現されているとわかりやすいだろうなあと考えたところから、距離感の話になったわけです。

間に合っていないので、ほとんど最初の北海道・東北のキャラバンのときしかやっていませんが、キャラバンで回った市町村に色をつけた地図を掲載したことがあります。
これは、市町村の形がそのまま表現されますが、その点にけっこうこだわっていました。地図上のこの辺、というだけでなく、同じ市町村でもこのくらいの範囲があるということがわかるので、手作業で白地図を塗るということをやっていたのです。そうすると、行ったことのない地域を旅する時の感覚がけっこう出るように思います。体験者の方の住所がピンポイントでわかる事態を避ける効果もありましたが。

まったく手が回らないので、当ブログでは文章ばかりになっていますが、本当は地図を駆使した方がよいと思っています。
証言映像では、戦地の地図上を指でなぞっていただいている場合もありますので、そういうシーンを紹介できればよさそうですが、それはさらにとてつもなく手間がかかるなあ、等とも考えました。
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