fc2ブログ
あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
「2」としていますが、1は拡大事務局会議の前なので、やや不連続です。
会議を経て、改めて、沖縄戦版「戦場体験まんだら」の構成について考えてみます。

昨日の会議報告の6月の展示についての項目は、沖縄戦にあまり詳しくないほうのメンバー含め、主だった意見をまとめたものでした。
沖縄戦の悲惨さを伝えるものであるべき、という意見は、ウクライナの状況なども踏まえてのものでした。
展示の企画を考えるメンバーは、それなりに知識がある分、オリジナリティの追及が第一になりがちなところがあります。自分含めて。
聞き取りをしてきた証言の中には、おそらくよその展示や報道では採用されないだろうエピソードがあるもので、そちらを生かしたいと思う気持ちが強いのだと思います。
実際、その辺に体験者の方の個性が出るものでもあり、それも戦争の姿であるのは間違いありません。
そういうところが見えると、むしろ戦争という何か違う世界のものが身近に感じる、というような意見も出ていました。
とはいえ、外せないポイントというのは、だいたい決まっていて、これまでの企画でも、違う方向を考えてみながら、やっぱり最終的には同じような形に落ち着いていたものです。

時系列に沿うこと
大戦の年表をつくったら入るだろう出来事を押さえること

通りすがりに立ち寄ったという来場者が多い状況からしても、大戦の知識はそれほどない人にわかりやすいことを心掛けるべきでしょう。
ただ、一見さんの場合、大戦の流れが知りたいかというと、そうでもない気はします。エピソード単位で、「こんなことがあった」というのが、一般的な「戦争のことを知る」だと思われます。
そして、だいたいどこを切っても、戦争が殺し合いであり、戦争を支えるのは大変なことだというのは伝わると思います。

それを踏まえて、沖縄戦を考えると、国内での地上戦、というところが特別です。
住民がいるその場所で、軍隊が戦闘をするというのがどういうことなのか。
自然とにじみ出るものではある気がしますが、そこを意識して、柱の部分を組み立てるのがよいように思います。
同じテーマに、軍の側と住民の側の証言が入るようにしたい、という意見があり、それは最もな気がします。

会議を経ての一応の結論は、全体を通していろいろな局面を経験している体験者の方を選んで、その方に起きた出来事を追いながらテーマを立てる、ということになりました。
民間人、兵士、学徒からそれぞれ1人選んで、その方の沖縄戦での動き、体験を見てテーマを設定し、他の体験者の方の証言で補うイメージです。
体験者が100人いれば100の違う体験がある、というのが基本的な考え方ですが、ある体験者の方に起きたことは特殊なことではなく他にも同様の経験をした人が多い、というのも事実です。
それが、戦争になると誰もが経験しうること、であり、生々しいこととして感じられるのではないでしょうか。
そして、たぶんそれをやると、だいたいいつもの展示の時系列と構成になるような気がします。
沖縄戦版「戦場体験まんだら」のテーマを考える、で、最初に昨年12月の「戦場体験まんだら」の構成を参考にしましたが、やっぱり、改めていつもの「沖縄戦展」「沖縄の戦争展」の構成を参考にしたほうがよさそうです。

と、今日は具体的な構成案ではなく、考え方で話が終わってしまいました。
スポンサーサイト



本日4月29日(土)、拡大事務局会議を行いました。
9人参加。

連休の予定を確認。
明日4月30日(日)、急遽、川越で佐藤孝則さんのお話を聞くことになりました。
Twitterに出ていた102歳の方のお話を聞くというツイートを見たという連絡があったけれども、体験者の方のコンディションなどで難易度が高すぎるため、初めて戦争の話を聞く人でも大丈夫な佐藤さんにお願いをした状況らしいです。

4月16日(日)に行った、「戦場体験の証言動画を見る会」(近藤一さん)の振り返り。
アンケートにほぼ全員が回答されている状況で、だいぶ反響があったようです。
もともとの音声が悪いが、字幕を入れるのにも苦労したこと。(ただ、字幕を入れる作業自体は、担当者が慣れてきたそう。)
証言部分は50分程度だけれども、だいぶ巻きを入れる必要があった結果、いろいろな説明を省略したということ。
それを補い、さらに深みを増した、近藤さんの本を書かれた方の存在の大きさ。
今後も、そういう方に参加していただく余地がないかという話あり。

5月の「戦場体験の証言動画を見る会」の進捗確認。
体験者の候補は挙がっており、担当者がエピソード選定中。進捗としては大丈夫とみられる模様。

6月の沖縄戦関連の展示のテーマについて
(会議で出たおおまかな意見。細かいやりとりはメモをとっていませんでした。)
テーマを並べた会議資料が一応あったけれども、今回の展示にするには多すぎる。
どうまとめるかは、また次回までに詰める。
沖縄戦の悲惨さを伝えるという点は外してはならない。
意外性のある要素も入れたいところだが・・・
時系列はやはりほしい。
「地上戦」「郷土が戦場になる」というのを柱として意識するということだろう。
昨年12月の「戦場体験まんだら」で、全体を通して数回登場する人を決めていたように、今回も一度そういう人を立てて、何があったかというところからテーマを導き出す。
エピソード単位で、これは入れたいというものがあれば、そこからテーマを設定する。

次回会議は5月13日(土)19:30~の予定。
一昨日告知したばかりなので、前日告知はいらないかなと思いつつ。
明日4月29日(土)拡大事務局会議です。
今月行った「戦場体験の証言動画を見る会」(近藤一さん)の振り返りに、6月の展示のテーマの話、と、沖縄関連の議題が多めになっています。
もちろん、ゴールデンウイークの聞き取り他の予定確認もありますが。

沖縄版「戦場体験まんだら」のテーマを考えていて思い浮かびつつ入れなかったものが2つありまして。
それが、今日4月28日と明日4月29日に関するものでした。
4月28日、「屈辱の日」(サンフランシスコ講和条約発効)
4月29日、「天長節」
前者は、沖縄戦の延長上にありますが、1952年、戦後の話なので入れませんでした。日本が国際社会に復帰した日でもあり、沖縄にとっては、切り離されて米国施政権下におかれるのが確定した日でもあります。
後者は、沖縄戦の最中、この日に日本軍が大攻勢をかけるのでは、と言われていたもの。実際、それを目指していたものの、決行は5月に入ってからになりました。
いずれもわりと本などでは出てくるものですが、保存の会の聞き取りでどの程度聞いているかはわかりません。天長節の大攻勢説については、聞いたことがある気はします。特攻機にしてもそうですが、わりと日本軍が攻勢をかける噂は広まっていたような印象があります。

明日会議でこの辺が復活してくることはないと思いますが。
それだけに、「わりとこの話あるな」と浮かんだことだけ、書いておこうと思いました。それだけです。
明日は普通に会議報告を書くだろうと思います。
明後日の会議を前に、沖縄戦版「戦場体験まんだら」について、いろいろとテーマを挙げてみました。
もっと要素に分解したほうがいいのだろうかとも思いつつ、とりあえず、これくらい挙げておけば、いくつか選んで作るということも可能でしょう。
数だけは、たくさん挙げました。
むしろ、挙げすぎです。そんなにたくさんは展示できません。

昨年12月の大戦全体版「戦場体験まんだら」は、
テーマ:19
証言:68
テーマごとの証言数内訳は、
【徴兵】4
【日中戦争】3
【太平洋戦争開戦】5
【ミッドウェー海戦】1
【ガダルカナルの戦い】3
【戦場めし】10
【海の戦争】6
【インパール作戦】1
【感染症】4
【遺骨】5
【行軍】2
【自活と現地調達】3
【日中戦争後期】1
【負傷】4
【水と塩】5
【飢餓】2
【特攻】4
【投降 逃亡】4
【敗戦後】1

これが、浅草公会堂展示ホールで展開した分です。
今年6月の会場は浅草より狭いですし、平和の礎と読み上げ関連のコーナーもつくりますので、証言数は30程度ではないでしょうか。
エピソード単位で文字数が減りますが、それは文字を大きくするためであり、1人分1パネルだとしたら、展示できるパネルの枚数は、普段の展示でも「戦場体験まんだら」でも、実は変わりません。多少縦に並べやすいぐらいです。
なので、約30のパネルを、どうテーマに割り当てるかが問題です。
テーマ10で各3証言にするのか、テーマ30で各1証言にするのかで、だいぶ違ってきますので。

1つの案としては、「戦場体験まんだら」の展示はテーマ10・各3証言のほうに寄せて、日曜日にやるであろう企画「戦場体験すごろく」でテーマ30をやるという方法が考えられます。
実際は、テーマ10ではちょっと少ない気もするので、テーマ15ぐらいになるかもしれません。
「戦場体験すごろく」は、時間内に見られる動画は10程度かなと思いますが、全部違うテーマ設定でいいですし、コマがたくさんあったほうがいいので、短い証言自体は30と言わずたくさん用意しておいていいように思います。30テーマ以上になってもよし、ということです。

ということで、テーマは思いつく限りたくさん挙げてみて、展示に使うものを10~15ぐらい選べばいい、でしょうか。
これは要るだろうというのがたぶん5テーマぐらいはあるはずなので、それは先にキープしてから考える方向にすると、なんとか会議でまとまりそうな気がしてきました。
会議の中で、また新しいテーマ・キーワードも挙がってくるかもしれません。

また何か浮かんだら追加しつつ、いったん事務局のほうで会議資料ができるのを待ってみましょうかね。

あと、会議告知で「沖縄戦まんだら(仮題)」となっていますが、南洋関連の話も入るなら「沖縄の戦場体験まんだら」とかのほうがいいのかな、と思ったりしました。
今週末4月29日(土・祝)、拡大事務局会議です。
保存の会メーリングリストに案内が流れましたので、転載します。
会議アドレスは削除して転載しています。会議参加希望の方は、保存の会事務局にご一報ください。

◆◆◆

皆様へ

先日の近藤一さんの証言動画を見る会は、改めて言うまでもない迫力でしたが、
準備も含めて久しぶりに近藤さんの証言をじっくり見て、時期的にも人物的にも
こういう証言を生で聞くことはもうないのだと思うと、改めて生々しい
証言記録が残っている事の意義を実感するものとなりました。

近藤さんを長く取材された方が参加して下さった事も、硫黄島の栗原記者同様
厚みを持たせてくれました。いつもとは違った層の視聴者も集まって下さり、
今後も幅広く企画していきたいと思う所です。

とはいえ音声はボロボロ、時間は押せ押せでしたが…。

さて、GWが近付いて来ました。
飛び込みの若者を体験者のところに連れて行く話があったり、聞き取り案件も
幾つか動き出したり、事務所のカーペットとHPを新調しようとか、内輪茶話会案件など
忙しくも充実したGWになりそうです。
GWを有効に使うためにも…ということで、その冒頭に拡大事務局会議を開催します。
各地でご参加頂ければ幸いです。

【日時】2023年4月29日(土)19時半~21時
【議題】
中心の議題は
・6月の沖縄戦展示会と証言動画を見る会(沖縄戦まんだら(仮題))の個別テーマ設定を
どうするかを中心に相談します
この他
  ・4月の証言動画を見る会(近藤一さんの証言)の振り返り
  ・5月の証言動画を見る会(ボカチン)の準備について
・GW中の予定確認
  若者同行企画の事前報告、聞き取り予定、など

【会場】
WEBにて