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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
平和祈念展示資料館では、企画展示「かつて東洋一と謳われた陸軍大刀洗飛行場~筑前町立大刀洗平和記念館所蔵品展~」が始まっていますが、ゴールデンウイークには、特別イベントもあります。
明後日からスタートし、10連休中毎日、語り部お話し会や映像上映、学芸員によるガイドツアーなどが行われます。

茶話会にも来てくださる西倉さんは、ここでは講演形式でお話しされます。
そして、上映のラインナップが、全て(株)ユニモトと保存の会の共同制作の映画という、なかなかびっくりな状況です。
一部、茶話会と日程が重なっているところもありますが、関心のあるイベントを選んで、連休に組み込んでいただくのがよいだろうと思います。

4月27日(土)
11:00~/14:00~
上映会
「大本営最後の指令~遺された戦時機密資料が語るもの~」 102分

4月28日(日)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「特攻寸前で終戦となった少年飛行兵」
上野辰熊さん 約60分

4月29日(月・祝)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「平壌から徒歩で38度線を越えて」
加藤正喜さん 約60分

4月30日(火)
11:00~/14:00~
上映会
「はじめ嬉しく、あと悲し 十代の若者たち、青春の軌跡」 94分

5月1日(水・祝)
11:00~/14:00~
上映会
「生きて絆つなぐ70年 拓く心いつまでも」 60分

5月2日(木)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「酷寒のコムソモリスクでの抑留生活」
西倉勝さん 約60分

5月3日(金・祝)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「満州公主嶺-私の故郷-」
土屋洸子さん 約60分

5月4日(土・祝)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「志願して海軍へ-魚雷艇での戦い-」
鈴木忠典さん 約60分

5月5日(日・祝)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「シベリアで亡くなった戦友への想い」
遠藤尚次さん 約60分

5月6日(月・振休)
13:00~
館内ガイドツアー
学芸員による常設展示の解説 約40分
14:00~
語り部お話し会
「フランス、ドイツ、満州での避難生活」
福岡澄子さん 約60分
昨日、保存の会公式twitterにもつぶやきが出たとおり、5月の戦場体験者と出会える茶話会に参加される予定の体験者の方が、ついに30人になりました。
改めて、昨日現在の参加予定を掲載します。

■青木蔵男さん 96歳
海軍 昭和13年志願 横須賀海軍航空隊、第6海軍航空隊(のち第204海軍航空隊に改称)等
偵察員としてラバウルなどに従軍、山本五十六長官が戦死した際、その後続機に搭乗していた
■阿部正晃さん 87歳
民間人 3歳で家族で満州へ 敗戦時、朝鮮半島・鎮南浦より引揚げ、1歳の妹が亡くなる
■稲川寅男さん 95歳
陸軍 昭和19年現役兵 135師団歩兵大370連隊など
満州・ソ連国境でソ連の戦車部隊と戦闘。投降は9月、ハバロフスクに抑留され1947年復員
■大島満吉さん 83歳
民間人 国民学校4年生の時、満州で「葛根廟事件」(※)の生存者
※逃避行中の民間人が、ソ連軍の戦車部隊などに襲撃を受けた
■大屋宣美さん 95歳
陸軍 昭和19年現役 野戦重砲兵第9連隊(満州第929部隊)、128師団砲兵隊(満州大340部隊)
満州・東寧で散発的な戦闘を経てソ連軍管理下に。コムソモリスクに抑留、1984年復員
■呉正男さん 91歳 台湾出身
陸軍 昭和19年、陸軍特別幹部候補生に志願 滑空飛行第1戦隊
朝鮮北部に従軍。中央アジアのカザフスタンに抑留され1947年復員
■神代忠男さん 96歳
陸軍 昭和18年学徒出陣 第1航測連隊 浜松など 戦後は一時新橋で闇市を経営
■小谷孝子さん 80歳
民間人 広島で原爆被爆。建物の下敷きになるも助かるが、弟は全身火傷で死去、姉も全身火傷
母は原爆孤児の施設でボランティアをしていたが6年後白血病で亡くなる
■近藤恭造さん
海軍 昭和19年海軍少年通信兵に志願 空母・瑞鶴、大和田海軍通信隊
瑞鶴に配属、6日後にレイテ沖海戦で瑞鶴は沈没。その後大和田通信隊
■斉藤鐵也さん 85歳
民間人 満州・大連で生まれ、そこで敗戦。ロシア人相手に物売りなどをして生活し、引揚げは昭和23年
■坂上多計二さん 93歳
陸軍 実際には入隊前に軍属として働いていた第103海軍軍需部に農場指導員として配属
フィリピン・ミンダナオ島で飢餓を体験
■佐藤孝則さん 88歳
民間人 3歳の時家族でテニアンに移住、昭和19年米軍のテニアン島上陸を体験
■島崎貞治さん 95歳
陸軍 昭和16年、陸軍少年飛行兵に志願(12期生) 飛行第32戦隊
整備兵、満州・千島列島を経てルソン島に送られるが、45年2月に台湾に撤退することができた
■島田殖壬さん 94歳
陸軍 昭和19年志願 第1師団歩兵第1連隊
フィリピン・レイテ島に従軍、のちにセブ島へ。同連隊の生還者は約1.5%
■関利雄さん 95歳
陸軍 昭和15年、陸軍少年飛行兵に志願(11期生) 飛行第77戦隊、第17錬成飛行隊
戦闘機・隼の操縦士として、南方広域で戦闘、シンガポールの防空など
■瀬戸山定さん
陸軍 
陸軍 陸軍少年飛行兵に志願(14期生) 航空総軍司令部通信班
■外間加津子さん 91歳
陸軍軍属 東部軍司令部女子通信隊 関東周辺の監視所・レーダー情報の入力にあたる
■武田昭さん 84歳
民間人 東京大空襲で被災、小坊主としていたお寺に一人置き去られる
■田中三也さん 95歳
海軍 昭和14年甲種飛行予科練習生に志願(5期生) 第141海軍航空隊偵察第4飛行隊など
偵察員として、南太平洋海戦、あ号作戦、沖縄戦などに参加
■塚本此清さん 94歳
陸軍 昭和19年船舶特別甲種幹部候補生に志願 豊浜船舶工兵教育隊
香川県豊浜で103号型輸送船での訓練
■常松尚さん 86歳
民間人 旧制中学1年生の昭和20年7月2日、呉空襲で自宅焼失 父はブーゲンビル島で戦死
■中村誠太郎さん 96歳
陸軍 昭和18年召集 第39師団野砲兵第39連隊で華中。その後、第34軍野戦兵器廠、兵器研究所
■西倉勝さん 93歳
陸軍 昭和20年現役 歩兵第290連隊
朝鮮北部のソ連国境付近に配属。コムソモリスクに抑留、1948年復員
■福田きくさん 91歳
日本赤十字社救援看護婦 昭和19年召集 相武台陸軍病院(神奈川県相模原)
病院戦で戻った重症兵士の病棟に勤務
■藤原重人さん 94歳
陸軍 昭和19年現役 第27師団支那駐屯歩兵第3連隊、第131師団独立歩兵第596大隊
中国中部~南部の3千キロを徒歩で行軍
■牧野衛さん 81歳
民間人 在満国民学校2年生の時ソ連侵攻 西安より母と子ども3人で引揚げ
■松下一彦さん 86歳
民間人 昭和20年3が鵜まで伊東に学童疎開、帰京後、山の手空襲を経験
■眞野和雄さん 88歳
民間人 東京大空襲を墨田区横網で経験。疎開先で仙台空襲を経験
■村山幸作さん 89歳
陸軍 昭和19年陸軍少年通信兵に志願 東京陸軍少年通信兵学校生徒(12期生)
■山本昭平さん 91歳
民間人 終戦時、択捉島蘂取村に居住
ソ連軍の進駐、日ソ混住時期を経て、1947年本土に強制送還

※現在30名、他調整中の方あり 年齢は茶話会当日 予定は体調や天候などで変わる可能性があります。


戦場体験者と出会える茶話会(平成が終わっても、戦後は終わらない)
【日時】2019年5月4日(土)、5月5日(日)
【場所】きゅりあん イベントホールCDE(7F)
【入場無料】
というわけで(昨日の記事を受けて)、平和祈念展示資料館の企画展示「かつて東洋一と謳われた陸軍大刀洗飛行場~筑前町立大刀洗平和記念館所蔵品展~」が、今日から始まっています。
1945年の今頃が、ちょうど特攻隊が沖縄方面に向けて飛び立っていた時期です。
展示の会期は沖縄慰霊の日を含んでいます。

保存の会のイベントのチラシも置かせていただいていますので、改めてお知らせしておきます。
関連イベントの説明は、平和祈念展示資料館のHPのものです。

【日時】
2019年4月23日(火)~6月30日(日)
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)(GW中は休まず開館)
【会場】
平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

【関連イベント】
■ビデオ上映■ ほかのイベント時を除く毎日14:00~
「大空の彼方へ~かつて東洋一と謳われた大刀洗飛行場~」より
製作/筑前町立大刀洗平和記念館

■映画上映■各日とも11:00 ~/14:00~の2 回
戦場に散った若い命を描いた作品を上映します。
●5月11日(土)「人間の翼 最後のキャッチボール」
 製作総指揮/末次一郎 古川貞二郎 監督/岡本明久
 出演/東根作寿英 山口真有美 1996年公開(135分)
●5月25日(土)「きけ、わだつみの声」
 監督/出目昌伸 出演/織田裕二、的場浩司 1995年公開(130分)
●6月8日(土)「紙屋悦子の青春」
 監督/黒木和雄 出演/原田知世、永瀬正敏 2006年公開(111分)
●6月22日(土)「俺は、君のためにこそ死ににいく」 
 製作総指揮・脚本/石原慎太郎 監督/新城卓 出演/徳重聡、窪塚洋介 2007年公開(135分)

■語り部お話し会■
元兵士の戦争体験者が自身の戦争体験を語ります。
●5月19日(日)
 出演者:西崎信夫さん
 15歳で海軍特別年少兵に志願。駆逐艦雪風の乗組員として、戦艦大和の   
 沈没を目撃し、自らも負傷しながら生存者の救出に当たった体験を語ります。
●6月16日(日)
 出演者:上野辰熊さん
 16歳で陸軍少年飛行兵として訓練を受け、鹿児島県の万世飛行場で沖縄
 航空作戦に加わり、出撃を待つ間に沖縄戦が終結、大刀洗北飛行場で 
 終戦を迎えた元兵士の体験談です。

いずれも、入場無料、予約不要です。

平和祈念展示資料館HP
https://www.heiwakinen.go.jp/index.html
ネットのニュースで、九州にある特攻関連の3つの資料館が連携することになったというものを見かけました。
4月17日付で、いろいろな新聞に出ているようです。

3つの資料館は、大刀洗平和記念館(福岡県筑前町)と、知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)、万世特攻平和祈念館(同県南さつま市)です。
それぞれ持っている収蔵品について、共同研究や合同企画展などを進める連携協定を、4月16日に結んだとのことです。

これまで、そういう提携がなかったのがむしろ意外なような気もしますが、都内の3つの施設というのと違い、九州の3資料館はだいぶ離れていますので、そういうものなのでしょう。
戦争の記録を残す活動も、各地で展開されていますが、お互いの連携がどのくらい行われているのかはよくわかりません。

共通のテーマを持つ資料館どうしの連携は、確かに効果的だろうと思います。
「特攻」というのは、その中でも注目度が高く、接しやすいテーマかもしれません。
というより、他のテーマについては、特化して扱っている資料館はあまりないような気がします。
ある作戦に参加した複数の師団があるとして、その部隊の地元同士が連携するという例は見かけません。
そういうのもあるといいのでは、と、改めて思いました。

さて、新宿の平和祈念展示資料館で明日から始まる企画展示が、ちょうど太刀洗飛行場をテーマにしたものです。
「かつて東洋一と謳われた陸軍大刀洗飛行場~筑前町立大刀洗平和記念館所蔵品展~」
こちらは、すでにだいぶ前から連携ができているようですね。
いつもお世話になっています、信州戦争資料センターの、今年の展示が決まったというつぶやきが、少し前にtwitterに出ていました。
それで待っていたのですが、ホームページのほうには、まだ情報が掲載されないようです。
とりあえずここで一度、twitterでの情報をもとに、勝手に広報をしておきます。

会期:7月30日~8月16日
会場:ギャラリー82(長野市)

8月10日~16日、長野市内で行われる零戦パイロット原田要さんのドキュメント上映会にも、展示されるとのことです。

続報のつぶやきによれば、今回は、戦時下の子どもをテーマにした展示とのこと。

昨日の板橋の皆さんのような、各地の地元に根差した活動を模索されている方には、1つの活動の形としても参考になるかもしれません。

信州戦争資料センターHP
http://sensou184.naganoblog.jp/