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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
沖縄イベントチームが忙殺されている間に、介護施設での聞き取り担当は地道にがんばっていたようです。
ときどきメーリングリストに進捗状況が流れていました。
東京周辺の社会福祉協議会にあらかた電話をして、よかったら体験者を紹介してほしいということを頼み切ったようです。
大島など、島しょ部にはかけていないということでしたが、東京周辺がどこまでを指すのかは曖昧です。
島しょ部が念頭に入っているということは、多摩地区を含む都内、というところでしょうか。
今度の拡大事務局会議で詳しい報告はあると思います。

今後は、デイサービスなど、介護施設というよりは通所型の施設をあたってみることを考えているとのことです。
なかなかすぐには成果が上がってきませんが、続けるうちに何か大きな動きが出ることもあるかもしれません。
それぞれがいろいろな場面で活動を広げていくのが保存の会だとつくづく思います。
早速事務局からの告知があったので、転載します。
沖縄イベント最終日の様子もセットになっていました。

◆◆◆

皆様へ

※最後に会議のご案内があります。

無事沖縄での催しを終えて帰ると、今年の浅草はいつだという問い合わせが
来場者の方々からも、話し手の方々からも、ぽつぽつあってありがたい事です。
その間に、長崎での展示会(8月14日~9月9日)の会場打ち合わせが入ったり
その足で99歳と10か月のニューギニア体験者の方の聞き取りがあったりしています。

沖縄は最終日まで新しい体験者の方が幾人も訪れ
サイパン体験者たちに囲まれるゆんたくや
ミンダナオに移民した人たちと、その家族の沖縄戦体験者に囲まれるゆんたく
などが発生していました。
話す場所を求めている人たちがいるのは何処も同じで
沖縄は体験者の方々の年齢が若い分いっそうそれが際立つようです。

また初日の小学生の集団に負けじ?と、最終日はあるデーサービスの
利用者の一群が会場を訪れるという出来事もありました。
突如杖を付いた方々や車いすの方々がどんどん運び込まれて
沖縄だけあってここにいる数十人は全部体験者と思われるけれど
これでゆんたく??と軽いパニックになりましたが
ふたを開けてみればどうも発信元は初日の小学生の一群と同じらしく
同じデーサービス利用者の座間味の体験者上里さんを応援するご一行でした。
施設の職員さんも短いレクリエーションの時間をフルに使って
お年寄りたちを博物館まで運んでくるパワーが凄い・・・。

そんな珍事もある一方、戦争孤児の研究会が8月沖縄であるシンポジウムで
早速今回の話し手を招き、ゆんたく形式での分科会が採用される事になるなど
いろいろ刺激的な展開ではありました。

そんな沖縄の振り返りや、9月の浅草茶話会(9月15日~17日)にむけて
7月の拡大事務局会議は下記のとおりです。

【日時】7月29日(日)13時半~ 2時間程度
【場所】戦場体験放映保存の会 事務所
【議題】
〇沖縄イベントの報告・振り返り
〇長崎展示会(8月14日~9月9日、ナガサキピースミュージアム)の準備状況
  会場との打ち合わせが終わりました。
  チラシが出来上がっています(大半はミュージアムの方で近隣施設に配布くださいます)
  展示内容は証言パネル15~20名と写真や絵がベースになりますが、
  初めての土地で  一月近く置きっぱなしの展示になるので
  会やキャラバンの説明について加えた方が良いものはアイデアをお願いします。
〇浅草茶話会(9月15日~17日)
  準備が遅れていますが、会議までには参加者募集の発送を終えていると思います。

  チラシも本当は完成させていたいのですが・・・
  置きチラシをお願いできるような8月のイベント情報の収集にご協力お願いします。

  物品展示はどうなるのでしょう。
〇介護施設などへのアプローチ
  その後のご報告
  今夏中に東京新聞でこの取り組みを取り上げてくれた記事が出る予定です

暑い盛りの時間帯での移動になりますが、ふるってご参加ください。
今週末、7月拡大事務局会議です。
もうすぐ、事務局からの告知も出ると思います。

日時:7月29日(日)13:30~
場所:戦場体験史料館(戦場体験放映保存の会事務所)

沖縄イベントが終わり、長崎での展示を控えたこの時期の会議なので、2つのイベントの話は大きなテーマです。
毎回会議に出席してくださる体験者の方に直接関係があるのは、9月の浅草での展示&茶話会。こちらもけっこうなボリュームでの話になるはずです。
第1弾チラシもそろそろできてくるでしょうか。
その他、介護施設での聞き取り、戦場体験史料館電子版の充実も、進捗の確認があると思います。

事務局からの告知が出たらまたお知らせします。
去る7月6日(金)に、放送大学埼玉学習センターで、戦争と平和を考える対談が行われていました。
保存の会が大変お世話になっている、元隼パイロットの関利雄さんがこの学習センター所属の学生であることから実現したものです。
告知ページはこちら
https://www.sc.ouj.ac.jp/center/saitama/news/2018/06/28172129.html
チラシのPDF

チラシをご覧いただくと、内容がわかります。
3つのテーマがあります。

隼パイロットだった関さんがセレベス島上空でB24を撃墜されました。
そのB24の搭乗員のご家族と、関さんがWilliam Swainさんを通して知り合い、メールで交流を続けてこられました。
関さんはWilliam Swainさんと直接会いたいということで、何年も前から機会を探ってこられていました。
それが今回実現することになったのでした。それが1つ目のテーマです。

2つ目のテーマは、William Swainさんのお父さんが従軍中に拾われた日本兵の写真についてのものです。
写真に写っている人について情報を求めていらっしゃったのですが、2016年5月に保存の会が関わって開催した「松村幸子さんの戦争展 夫と、父と、私の戦争」で写真を掲示したところ、そこに写っている方の1人が、ニューギニアで戦死された歌手の上原敏さんであることがわかりました。
その後写真がご家族に渡されたということで、上原さんのお子さんたちがWilliam Swainさんに会いに来られることになりました。

3つ目のテーマは、William Swainさんのお父さんが所属していた部隊が行った空襲です。
鹿児島県の加治木町を空襲したのですが、その空襲を、当時県立加治木中学校の一年生だった今吉孝夫さんが体験されていました。
今吉さんは、関さんとWilliam Swainさんとの交流にも関係が深い方です。今回、通訳を務められています。

これら不思議なご縁を目にすることのできるイベントでした。
平日だったので、私を含め保存の会メンバーもあまり行けなかったのが残念です。
本当に非常に貴重なイベントだったのでした。
沖縄イベント2日目が終わったところで、メンバーがメーリングリストに報告していました。
リアルタイムで掲載したほうがよかったですが、様子がわかる内容ですので、今更ながら転載したいと思います。

◆◆◆

皆様へ

ご報告する余裕もないままでしたが、この3連休は沖縄の県立博物館で
会初めての沖縄でのイベントに臨んでいます。今日がもう最終日です。
今回は女性のみ6名での来県。
スタッフ不足を心配していましたが、地元の方々や体験者ご自身にも助けられ
団結力を高めて頑張っているところです。

体験者はこれまでに16名が参加(沖縄戦9名、移民先の南洋・比島での体験6名)。
浅草を知っている私たちとしてはもう一声お客さんが多ければという気持ちは
あるのですが、聞く環境、話す環境としては丁度いいぐらいなので
来場者にはとても満足頂いているように思います。

お客さんの中に、映像作家や、市史編纂などに携わる人、新聞記者など
質問の上手な人たちが結構な人数いるため
話すのは初めてという方々もうまく話を進めることが出来ていて
こういう場は初めてというお客さんたちもうまくその流れに乗れているようです。

ちょうど館内では夏休み企画として恐竜展やげげげの戦争展などがあり
初日は恐竜展を見に来た石嶺小学校合唱部の子供たちが60人ほど来場
どうなるかと思いましたが、出番とは別に待機してくれていた体験者たちが3人
こちらは少し短めにお話をしてくれました。

昨日は琉球新報の朝刊にかなり大きな記事が出たこともあり
初めて出会う体験者の方々も来場。
沖縄戦で孤児になった方、阿嘉島(座間味・渡嘉敷などと同じ慶良間諸島で
米軍が一番最初に上陸している)にいた方、サイパンにいた97歳女性、
パラオのジャングルで親族で1~2年過ごしたという方などいらして
今後の聞き取りのお約束をしました。

最終日の今日は最後の時間帯、座間味、渡嘉敷、それぞれの集団自決の
体験者の方もそろいます。
5時に閉めて6時半には荷物が取りに来られるという最後の難関もありますが
あと一日もベストを尽くそうと思います。