あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
「「沖縄で沖縄戦展」の夢」という記事でも書きましたが、今度は沖縄で沖縄戦展をやるというのが、保存の会の目標の1つになっています。
沖縄と本土の間に横たわる溝ゆえに、なかなか難しいどころか、そんな構想を口にするのもはばかられていたところでしたが。
昨年、沖縄・民間戦争被害者の会の協力による「沖縄の戦争展」と茶話会を行ってから、いくぶん現実味を帯びてきたように思います。
「沖縄・民間戦争被害者の会」主催という形で、保存の会が全面協力ならどうか?というのも1つの案として出てきていました。
保存の会としては、こういう場合以外でも、茶話会や戦争展を主催する団体に協力する形はやぶさかでないというか、推奨したいところですので。
とはいえ、おそらく保存の会が主体とならないと先に進まないだろうという状況はあるため、世話役の方や弁護団長の瑞慶山先生と打ち合わせるときは、これまでのように保存の会が準備をしていく形が前提となっている気がします。

そして、今年の沖縄関連イベントの開催時期を考える際に、東京での茶話会の後で、という話になりにくいのも、訴訟との関連があります。
イベントをやるなら、訴訟の決着前がよいだろう、というのがあるのです。
訴訟で弁論などが展開されている間に、広く沖縄戦のことを伝える展示や茶話会を行うのがよい、というわけです。
沖縄の戦争とはどんなものなのかを知るというのは、原告側・被告側(国)両方にとって必要なことではないかと思われます。どういう事実があったのか、どういう状況にあるのか、情報を多く集めることは、公正な判断を行うために本来重要なことであるはずですので。
情報が多いほうが、裁判を外から見る人にとっても、公正な判断が行われているかどうかを判断しやすくなると思います。

そういうわけで、意表をついていきなりゴールデンウイークという話のほうが10月以降よりも圧倒的に現実みがあるという状況なのですが。
この間の瑞慶山先生との打ち合わせでどういう話になったのか、まだよく聞いていないので、まずはそこから情報収集したいと思います。
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茶話会の話の中で、今年は沖縄関連をどうする、というのが出てきます。
6月に何かやるかどうかというのも、同じような意味合いで浮上してきます。
いつもの浅草公会堂の抽選が近いので、いっそうその辺は悩ましいところであるわけですが。
この間の拡大事務局会議の時点では、6月に東京の会場を押さえるという話にはなりませんでした。

基本的に、慰霊の月である6月に沖縄の外でイベントを行うというのは、けっこう無茶なのです。語り部の方々はみなさん、沖縄県内での平和学習や集会にかかりきっていらっしゃる時期なので。
だからといって、そんな沖縄でわざわざ東京の団体がイベントをやる意味もあまりなく。
だいたい、5月ぐらいから、沖縄戦関連のニュースが沖縄の新聞の紙面を賑わすので、その時期に「一見さん」が何かやっても埋没するのが目に見えています。

そして、6月23日直前以外の時期に沖縄県外でイベントを行っても、悲しいかな、マスコミにあまり取り上げてもらえない可能性がとても高いのです。
沖縄線に関しては、時期をはずしてマスコミの関心を引けるほどの何かが保存の会にあるわけでは今のところないですし。
マスコミに頼ることなく来場者を見込める手段はまだ模索中ですし。
そう、マスコミに頼らず広く関心を集める手段は、構築しなければならないというのは意識しているのですが、そこまでは至っていないのです。
「動員」をかけるタイプの組織ではないですし。

そういうのもありまして、2018年の沖縄関連のイベントは未定となっています。
しかし、必ず何かやる、というのは2015年に沖縄戦展をやって以来、決まり事のようになっていますので、今年も何かしらはやるはずです。
2018年、キャラバン強化がメインではありますが、茶話会は引き続き行います。
むしろ、茶話会のためにキャラバンで人脈を作り、茶話会でキャラバンできるように新たな体験者の方を呼び込む、という複合効果を狙っています。

というわけですが、昨年のような怒涛の茶話会キャラバンは控えまして、東京+沖縄関連の何か、ということになっています。
東京での茶話会を、9月のシルバーウイークに開催予定。(会場確保必須)
沖縄関連は、まだ不透明です。例年のように6月にやるのかということも未定、東京でやるか沖縄でできるか、ということも模索中です。
そんな中で、ゴールデンウイークに沖縄で茶話会?という説が浮上したりもしていますが、どこまで本気なのかよくわかりません。
個人的には、それでもいいと思っていますが。

大阪はどうするか、ということも議題に上っていますが、体験者の方が昨年と同じ顔ぶれのままでは難しいだろうという意見が出ています。
また、やっぱり大阪がいいのか、京都などは考えないのか、という意見もあります。
奈良や和歌山がキャラバン強化したい地域に入っていますので、その辺りを巻き込んで今後は展開するのでは?ということも考えられます。
東京と沖縄のイベントの合間を縫って行うのはけっこう無理があるところでもあり、だいぶ不透明です。

キャラバン強化を3か年計画ぐらいでやるか?という話が出ていますが、茶話会こそ3年ぐらいの計画で考えてやる必要があるのかもしれません。
先日の拡大事務局会議では、全国キャラバン強化の候補地が他にも挙がっていました。
都道府県名での指定です。

1.今後の茶話会のために
大阪、広島、福岡・長崎
2.これまでのキャラバンが手薄
福井、三重、和歌山、奈良、高知

1については、茶話会をやりたいと思っている地域です。
大阪と福岡は、昨年も開催していますが、もう一度やれたら、というところです。
昨年茶話会を行った中では仙台が抜けましたが、最初にやった仙台と比べて、大阪・福岡は準備期間がとれていなかったというのもあります。さすがに間1ヶ月もないような状況での連続キャラバンは無茶でした。
福岡と長崎がセットになっているのは、この夏の長崎ピースミュージアムでの展示の様子を見に行ってついでに進められれば、という思惑が入っています。

2については、実際問題、一応行ったのだけれども1人とか2人とかいうレベルでしか聞き取りができていない県です。
全都道府県制覇、というには、あまりにも一応な感じがあるので、もうちょっとちゃんと聞き取りを進めたいところです。
そこだけ記録があんまり残っていない、というところでもありますので、願望だけではない問題があります。
お話ししてくださる体験者の方をどうやって探せばいいのか、見当がつかないという状況は変わっていないので、どうしたものか、本気で考える必要があるのは確かです。

1、2と並んで首都圏・北関東(+福島・長野)が挙がっており、そちらがゴールデンウイークの強化地域となりました。
今年2018年度は全国キャラバン強化再出発の年、ということで、いろいろと話をしています。
当ブログとしても準備をしなければ、というところですが、ようやっと左サイドバーの「まずは注目」から昨年の情報を「途中経過と証言概要」に移動させました。
ほんのり、2018年はキャラバン強化を推してみました。

さて。
全国キャラバン強化については、先日の拡大事務局会議でも話題になりました。
議案書に強化の方向として2例挙がっていました。
・首都圏の介護施設を中心にあたる(Nさん提案)
・全国の村役場にあたる(ブログ係提案)
実際には、いろいろな方法の複合、ということになりますが、まあたたき台として挙げてあるものです。

ブログ係提案とある、全国の村役場にあたるという案のために、昨日は全国183村の人口ランキングを書いた次第です。
もともと「全国の村制覇」というのは、「行きたいところへキャラバン」でどさくさまぎれに派生した案でした。
「2つを、合わせる」というブログ記事で、2つの例として通常版+「行きたいところ」と、「村制覇」を挙げていました。
これ、まったくその場の思い付きでした。
「行きたいところへ」以外に具体的にもう1個ぐらい例を挙げようと思ったときに浮かびました。
書いている間のリアルタイムでのことです。
それが会議の議案書に書かれるに至るあたり、保存の会の勢い一発ぶりがわかるというものです。
実際は、前の週の千葉県での聞き取りの折、議案書を作るメンバーに「村制覇しましょうよ」と言いまくったために載ったという経緯があります。
「行きたいところへ」のほうは、あえて主張しなかったので、議題になりませんでした。

とりあえず、介護施設かはともかくとして、ゴールデンウイークは北関東+千葉県という方向になったので、議案に載ったもう1つのほうの提案に近いです。
しかし、言い出しっぺの法則として、引き続き「村」へのキャラバンについては、私が下調べを続けることになりました。
今後、ときどき調べた情報を書いていくことになるかもしれません。