あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
なんだか昨年やったような気がしていましたが、ちゃんとやってはいなかった大戦とその前後、75年前のことをいってみます。

1942年1月31日、マレー半島を南下してきた日本軍が、シンガポールの対岸、ジョホールバルに到達しました。
前の月、12月8日にコタバルに上陸してから2ヶ月かけず、55日でマレー半島を攻略したのでした。
マレー上陸後すぐにぶつかったタイ・マレー国境付近のジットラ・ラインでは、待ち受ける約6000人の英国軍と90台の戦車をはじめとする砲で固めた陣地を600名ほどの部隊が突進し、2日で突破。
英軍は本来はここで2~3か月日本軍を足止めするはずだったのが、増援を待つ余裕もなく退却。ただ、シンガポールでの決戦に賭けていたため、退却も作戦のうちではあったようです。
途中、クアラルンプールやスリムの周辺では、兵力の半分を失いながら強硬に反撃してきたため、凄惨な戦いとなったということです。

一方、海軍のほうも、航空部隊による攻撃を行い、英国東洋艦隊の中枢である戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋艦レバルスを撃沈。
シンガポール作戦の英国側の戦力を大きく削ることに成功していました。
仲が悪いといわれる陸海軍ですが、このときはうまくお互いを援護し合う形になりました。

この辺は、太平洋戦争初期の快進撃を象徴する戦いです。
開戦から半年を迎える直前には、ミッドウェー海戦で一気に戦況が変わることになり、快進撃を支えた部隊も辛酸をなめることになるのですが、それまでの間は勝ち戦の感覚を直接感じられていただろうと思います。

このころを語れる方は、ほぼ90代後半以上ということになり、出会う機会は本当に少なくなっていますが、できる限り、このときの気持ちなどを伺っておきたいものです。
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2017年度のイベント展開に向けて、そろそろ場所と日程の調整が詰めに入ってきています。
おそらく最初であろう沖縄戦展まで4か月半ぐらいあるとはいえ、決めておかなければならないことは多いのです。
沖縄戦展ともう1つぐらいは、会場確保の具合でおそらく来月前半には日程が決まります。決まらない状況は・・・想像したくないですね・・・金銭的には楽になるのかもしれませんけど。

沖縄キャラバンのほうは2か月前を切ったので、それぞれ行ける日程を見定めて旅程を立て始めています。
私も飛行機と宿をとりあえず確保しました。
飛行機とった後で、1日ずつ後にずらしたほうが安かったんじゃない?と思ったりもしましたが、もはや戻すことは不可。
安い!とは個人的に言えない出費ですが、どうも自分しかいないんじゃないかという日が出てくることになるので、そういう意味でも後には引けません。
行っても使えるお金がまったくないよ、という状況になりそうな予感です。

そんなこんなで、来月の拡大事務局会議までには、1月に話をしたことの6割ぐらいは決まっているのか?と思うのですが、どうなりますやら。
1月も明日まで。逃げる2月、去る3月がやってきます。
福岡県で開催される戦争展をもう少々。
2017年度の日程はまだ見つけられません。だいたい毎年やっているものをピックアップします。
福岡県も範囲が広いので、列車で動けそうだろうかと思うあたりで探しています。
地元の方の情報などいただけるとありがたいです。

●福岡県戦時資料展
8月中旬(8月15日前後)
アクロス福岡 交流ギャラリー
福岡県主催の戦争資料展。大濠公園から引き上げられた焼夷弾の殻、千人針など。

●六ツ門図書館 平和資料展
久留米市六ツ門町3-11
7月上旬~9月上旬の約2か月間にわたって、久留米市、荒木の戦争をテーマに展示。
期間中、証言会やギャラリートーク、空襲遺跡ウォークなどやるようです。
2016年度の内容はこちら

●大牟田空襲の碑前 平和の集い
善光寺
大牟田市今山2538
主催:大牟田の空襲を記録する会
追悼がメインのようです。
大牟田の空襲を記録する会は、『大牟田の空襲』という証言集をこれまでに28巻まで出されているようです。
大牟田の空襲を記録する会のブログ

●大牟田市夏期平和事業
7月末~8月上旬ごろ?
大牟田市中央公民館
大牟田の空襲を記録する会と大牟田市三池カルタ・歴史資料館の共催
講演会のようです。

大牟田市主催の平和行事も11月に行われているようです。

●平和のための戦争展in北九州
10月~11月ごろ
戸畑市民会館など(会場は年によって変わっている?)
平和のための戦争展in北九州facebook
大戦とその前後の話をあんまりしていない今日この頃。
昨年、1942年のことはわりと書いているせいもあります。1947年については、参考にしている年表も目立つ記載が少なくなってきたこともあり、ここでも書く頻度は落ちています。

70年前の今日1947年1月28日には、吉田内閣打倒・危機突破国民大会が開催されたようです。
この年の元旦に、吉田茂首相が労働組合の左派を「不定の輩」と発言したことを受けたのが直接の原因になるのでしょうが。
まだ復興には程遠い敗戦1年半ぐらいのころ、人々は生きていくのに精いっぱいの中、人間らしい生活というものに目を向けるようになってきていたということでもあるでしょう。
それに対し、日本に民主的な社会をもたらそうとしていたはずのマッカーサーが、2月1日のストライキ中止命令を出したのでした。
吉田茂とマッカーサーは仲がよかったようですが、いろいろな思惑が重なっていたのでしょう。

さて、もう少し時間を戻して同年1月16日、皇室典範、皇室経済法、内閣法が公布されていました。
国民主権の憲法施行を前に、皇室のほうのルールが改めて定められたのでした。

今年のそのころは、天皇の生前退位の議論が元号を変える話として進み、それなりに騒ぎが起きていたのですが。
ほぼ70年ぶりのことだったのかと、今更年表を見ながら思いました。
今年は、おととしの戦後70年につづいて、「70年ぶり」の何かがが吹き荒れることもあるのでしょうか。
今、当時を振り返ることには、きっと大きな意義があるだろうと思いますが。
早速、福岡県の戦争資料館について。

ネット上でよく見つかるのは、福岡市ではなく、近隣地域にあるものです。

●筑前町立太刀洗平和記念館
福岡県朝倉郡筑前町高田2561-1
太刀洗飛行場についての資料館。跡地なだけに、周辺には戦跡も多数。
http://tachiarai-heiwa.jp/

●碓井平和祈念館
嘉麻市上臼井767番地
日中戦争から太平洋戦争にかけての戦場・銃後の資料を常設展示する市立の資料館。
八女郡星野村(現八女市)から分火された「平和の火」が灯されています。
http://www.e-kama.net/area/碓井平和祈念館/

●武富戦争資料館(兵士・庶民の戦争資料館)
福岡県鞍手郡小竹町大字御徳415-13
ビルマ戦線に従軍して帰られた故武富登巳男さんが収集された遺品を展示する私設の資料館。ご家族が運営されています。

●北九州平和資料館
福岡県北九州市若松区本町2丁目3-19 NCわかまつ(若松商連)3F
公立の資料館設立を目指す市民団体が運営する資料館。軍服や代用品など。
北九州の「平和のための戦争展」と関連が深いようです。

北九州市では、原爆投下予定地に資料館を作ろうという話が、市のほうで出ているようで、そう遠くない将来設立されるのかもしれません。
愛知の状況と少し似ているのでしょうか。

福岡市内のほうは、福岡市博物館、福岡アジア美術館などで戦争を扱った展示が行われているようです。