あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
ちゃんとした振り返りの会は後日行うと思いますが、百人展in仙台について、開催中から昨日までの間にメンバーの間で出た感想等を書いておきます。

まずは、ほとんど土地勘のない場所でたくさんの方にご覧いただけたことはよかったと思います。
特に、体験者の方の証言会は、あまりに人が少なかったら体験者の方に申し訳ないところでしたので、毎回100名ほどと思われる方々に来ていただけて安心しました。
お話しいただいた体験者の方々も、ご自身の証言以外の日にもお越しいただきました。こういう形での戦場体験証言の機会は地元にはあまりなかったようですので、今後また一緒に何かできることがあればと思います。

昨年の東京、大阪と比べて感じたことは、仙台の方々は展示されているものを1つ1つ本当に熱心に読まれており、疑問に感じたことはそのままにせずに質問されるということでした。
物品の展示品について、これはどういうものであるのかとか、この品物を提供された方の証言はないのかとか、質問があり、それを参考に日々説明を付け加えていきました。
東京は証言会と展示の会場が同じ場所でしたし、大阪はご自身がお話をしたいという方が多かったということで、あまり細かい質問が出なかったのかと思いますが、今回はいろいろと気づくことができてよかったです。
今後全体的に説明文をつけていくことを検討します。

開場のせんだいメディアテークは、本当に地域の文化の発信センターとなっているようで、普段からよく利用されている方々が立ち寄られた場合も多かったようです。
もともと戦争に関心があったわけではない層にふらっと立ち寄ってもらえるというのは、貴重なことです。

一方、今回は体験者世代の方々がお客さんとしては少なかったのが気になりました。
昨年の東京・大阪では、話をしたいという体験者の方がだいぶいらっしゃったのですが、今回少なかったのはどういう状況なのか。1年が経過して、体験者世代で動ける方がほとんどいなくなっているということなのか、体験者の方々が参加できそうなイベントに見えなかったということなのか、考えてもなかなかわからないことではありますが、次回の長野と併せて様子を見ていく必要があります。

地域性による部分も大きいということもわかったわけですが、今後に向けて生かしていきたいと思います。
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鈴木様より、拍手を通してメッセージをいただきました。
ご来場、メッセージありがとうございました。
弟さんには、保存の会が何かとお世話になっております。
併せて、ありがとうございます。
百人展in仙台が終わったばかりの週末、他の用事のついでに、戦場体験史料館に回ってみました。
ちょうど先にいたメンバーが、仙台各テレビ局での放送を、いただいたDVDで見終わったところでした。私が来たからというので、もう一度再生してもらいました。
けっこうしっかりお知らせを流してもらっていたのだとわかりました。
地元メディアには、今回本当にお世話になりました。

史料館は、今日、仙台から送った展示物が戻ってきており、段ボール箱が部屋いっぱいで、人のいる場所がほとんどない状態でした。
これはまさに史料館的なのかもしれませんが、来客対応は困難そうで。
終わってもすぐには元のペースには戻れないのだなと思いました。

それでも、3人寄れば今後の展示の話です。
仙台での経験を踏まえて長野のことを考えるだけでなく、来年以降のことも話し始めました。
仙台の熱が冷めないうちに、それぞれ次への宿題にとりかかりつつあります。



はっきり言って、保存の会の活動は、ところ変われどやることは同じ、という質のものです。
百人展の写真も、会場のつくりが違うぐらいで、だいたい似たようなものになります。「珍しく人が来なくてガラガラ」という代わり映えが発生しないのはありがたいことですが。

ほとんど会場に詰めっぱなしで観光もできないわけですが、旅してなんぼのキャラバンブログですので、仙台らしい写真も載せてみたいと思います。

いずれも仙台城(青葉城)跡にて。
言わずと知れた伊達政宗像。
戦時は地元師団の本拠地でもあったので、すぐ近くには護国神社があります。大和の他、軍艦関係の展示をやっていたようですが、自分たちの展示の集合時間が迫っていたため、中には入らず。(この後遅刻しました。すみません。)
これらのある高台のふもとには、軍馬の顕彰碑がありました。
観光しても、目に入るのはこういうものばかりです。
百人展in仙台は、昨日8月27日(水)で終了しました。
最後までいたメンバーからのメールをもとに、最終日の様子をお届けします。

最終日は13時終了予定でしたが、朝からたくさんのご来場があり、13時まで入場可ということにしました。最後の方がじっくり見られていたため、結局14時まで開けていたようです。
印象的だったのは、お父さんが戦死された方が、「この人たちは、いろいろあっただろうけど、生きて帰ってきたのよね」とおっしゃっていたこと。
保存の会がお話をうかがえるのは、当然ながら、生還者だけということを、聞いたメンバーは改めて深く感じたそうです。

お客さんの中に、先日『戦場体験キャラバン』出版記念イベントでたいへんお世話になった鈴木邦男さんのお兄様がいらっしゃいました。いつものようにメディアテークに来たらたまたまやっていたので寄ってみられたのだとか。
少々気恥ずかしいJ子とT子でありました。

そういうかんじで、おかげさまで最終日まで大盛況。
6日間で、延べ1000人ほどの方にご来場いただけたようです。
皆様、たいへんありがとうございました。