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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
外部イベントのお知らせです。
8月に、長野県大町市にて、(株)ユニモトの映画3作の上映会が開催されます。

大町市制施行60周年・合併10年記念
夏の映画祭 終戦記念日特集
戦争を証言する三作品上映会

日時:8月17日(日)12:50~(開場12:30)
会場:サン・アルプス大町(文化会館南隣)2F大会議室
入場料:1200円(前売り1000円)

主催:「兵事資料を記録する」上映実行委員会
共催:大町市教育委員会

(株)ユニモトのブログからの情報です。
ネット上ではまだ公式情報を見かけませんが、チラシが保存の会に回ってきましたらまた詳細をお知らせします。

(株)ユニモトブログ
語らずに死ねるか!
沖縄で先の大戦のことが日常的にメディアに取り上げられる状況を見て、本土でももう少し取り上げられてもいいのではないだろうかと思うのですが。
しかし、本土で沖縄並に戦争の番組や記事が目につくような状況は、あり得ないし、あったとしたらそれはいよいよ尋常ではない事態に踏み込んだときのような気がします。

では、戦場体験の記憶が継承された社会というのはどういうものなのか、というのは、来月発行の本『戦場体験キャラバン』の座談会以来、これまで以上にもやもやと考えずにいられなくなりました。
例えばまだ現役の教員の多くが戦争体験者だったころは、記憶が継承されていたといえるのでしょうか?
戦争を体験した世代が各家庭で元気だったころは?
個人的には、その時代を、ほんの少し経験した自覚があるのですが、そのころにはもう、「風化」は始まっていたということなのでしょうか。

戦後70年以降、どこを目指せばいいのか、わからないまま記録を続けています。
この辺りは、保存の会のメンバーの中でも考え方はいろいろのようで、今は、戦場体験を記録するという活動を継続して、話し合いを重ねてみて、イベントや様々な試みをやってみながら模索するしかないのだろうと思います。
ということは、今のところは、戦争の記憶が継承されている社会というのは、記録することをやめていない社会ということになるのかもしれません。
遠い歴史としてでなく記憶にとどめようとすることを、だれもしなくなった社会も「ありえない」とは言い切れず。それは避けなければならないのではないかという気持ちは、自分の中では確かです。
全国キャラバンが始まってから、毎年沖縄キャラバンは行ってきました。(今年は年内は難しいかもしれませんが。)
8月15日の前に、6月23日が来るのが、感覚としてしみついてきたかんじがします。
それでも、この日を意識して1年過ごすというようなところまではいきません。
保存の会の場合は、8月15日は1年間通して意識しているので、その点は世間一般とは違う感覚になっていると思います。そう、少数派です。

沖縄の場合だと、6月23日を意識しているほうが多数派になるのではないでしょうか。
沖縄でも慰霊の日や復帰の日を知らない若い世代が増えている、といっても、本土で終戦の日やヒロシマ・ナガサキの日時を知らないというほどではないと思います。
新聞で、年間を通して戦争を扱う連載があり、6月は連日紙面の半分ぐらいを慰霊の月の記事が埋めるというのは、他の都道府県では見られないことでしょう。
それだけ、今なお戦争と一続きの社会を生きているというのを実感する場所だということです。傷口がまだ見える場所、といえるかもしれません。

戦後69年。戦争の記憶が失われつつある一方、あの戦争の影響は、おそらく失われることはないのではないかと思います。多くの人が忘れたとしても、何事もないように見えても。
ならば、正面から見たほうがいいのでは?
沖縄は、そうせざるを得ない状況にあるという面がありますが、あの戦争に正面から向かい合おうとする現場になっているように思います。
その姿に触れて心を寄せながら、さて、それぞれの場所で、自分たちはどうするのか、ということを考える出発点にすることも重要なのではないかという気がします。
仙台百人展で、展示と併せて行う企画が決まってきました。

8月22日(金) 証言会、映画
8月23日(土) 証言会(2回)
8月24日(日) 別室の空きがないため展示のみ
8月25日(月) 証言会、映画
8月26日(火) 証言会(2回)(仮)
8月27日(水) 片付けが入るため展示のみの見込み

証言をしてくださる方々は、東北の方4名が決定しました。
首都圏から、いつも説明員をしてくださっている方のうちお2人が、一緒に行ってくださる予定です。こちらも証言会を設定する予定で調整中です。

映画は、(株)ユニモト制作(保存の会共同制作のため)のものから2作を予定しています。

より詳しい日程ももうすぐ決まると思いますので、その都度改めてお知らせします。
展示用証言パネルのラインナップということで、どういうテーマがどれだけあるかということをまず挙げておきます。
枚数と番号は100人バージョンに対応しています。
その他、希望でつけることのできる絵画についても、該当するテーマに入れています。

○全体説明パネル 2枚
番号0

○徴兵と召集 6枚
番号1~6

○満州・中国での戦争 18枚
番号7~24
(写真 7~24各々の証言内容に対応した写真)

○太平洋戦争開戦 6枚
番号25~30

○南方戦線1 9枚
番号31~39
(絵画 体験者が描くビルマの戦い)

○病と死 6枚
番号40~45

○現地の人々 6枚
番号46~51

○海の戦い 6枚
番号52~57

○玉砕の島々 6枚
番号58~63

○取り残された島々 3枚
番号64~66

○南方戦線2 4枚
番号67~70
(絵画 体験者が描くルソン島の戦い)

○少年兵と特攻 9枚
番号71~79

○沖縄戦 9枚
番号80~88

○敗戦とその後 12枚
番号89~100
(絵画 体験者が描くシベリア抑留)