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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
年末年始は、「戦場体験史料館つうしん」の編集と並行して、展示セットについての検討を行います。
また、年度末までには、「戦場体験史料館・電子版」に、証言概要を追加するため、その準備も行っていきます。

ということで、追加分について、保存の会メンバーがまとめた証言概要を、体験者の方ご本人に確認していただきます。
展示セットに入れる場合は、電子版掲載のものよりだいぶ短くなります。テーマに合ったエピソード部分を切り取ってパネルにします。
こちらは、年が明けてからしばらくかかると思われます。確認のタイミングがずれるかもしれません。

基本的には、証言概要を郵送させていただき、赤を入れて送り返していただく形です。
今回の追加に該当される方、いろいろと郵便物が届くと思いますが、確認作業にご協力よろしくお願いいたします。

公開の時期、次の展示の予定など決まりましたら、随時お知らせしていきます。
保存の会のメンバーが発行に関係する本の紹介です。

『若者を戦争に送る言葉』
出征兵士への送辞から戦死者への弔辞まであいさつ例66
出征、入営、凱旋、除隊、追悼など

日本を知る会 編
データハウス
1500円+税
http://data-house.co.jp/book/11578.html

歌のタイトルを意識したのだろうかという書名ですが。
本当に、文例集といった趣の本です。
徴兵制のあった時代、兵士となった若者が出会う様々な場面で、周囲がどういった言葉をかけることになっていたのかという、あいさつ文が列挙されています。
例えば、除隊・凱旋に準じる場面でも、満期除隊した人に対して、帰休を命じられた人に対して、南洋から帰った人に対して、等いろいろな例があるのがわかります。
少年義勇団の発団式の言葉、記念碑除幕式の式辞等にも渡って網羅された力作です。

保存の会でも一定数預かっています。今後イベント等の際、保存の会の証言集(現在は品切れ中。増刷予定)と並べることになると思います。戦場体験史料館でもご購入いただけます。
一般に販売されている本ですので、早く読みたい方は、書店等でチェックしてください。
今年も残り1週間ほどとなりました。
保存の会の活動の表立った活動は、あとは忘年会を残すのみ、というところです。
今年は、忘年会が御用納めの後になっているメンバーも多く、その分、ふだん帰省しないメンバーが地元に帰ったり、ということもありそうです。

そういうわけで、保存の会会報「戦場体験史料館つうしん」第15号は、年明け発行です。
年賀状を兼ねている部分もありますが、お正月も過ぎてだいぶたってからの到着となると思われます。
内容は、「百人展in大阪」と、大阪キャラバンをメインに、ミニキャラバンや近況の報告となります。忘年会で、先に少しふりかえってからまとめ、といったかんじです。

来年の活動としては、また新しい試みも出てきそうですが、そちらはまた総会に向けて話をつめてからの見込みです。
当ブログでも、速報または補助的に内容をお知らせしていきます。
戦場体験放映保存の会2013年忘年会、本日12月23日(月・祝)、参加表明締め切りです。
参加される方は、今日中に保存の会事務局までご連絡ください。

電話 03-3916-2664
e-Mail senjyou@notnet.jp

戦場体験放映保存の会2013年忘年会

日時:12月28日(土)15:00~20:00ごろ
  ※体験者の方がいらっしゃるのは15:00~18:00ごろの見込み
会場:戦場体験史料館
会費:1000円

参加締切:12月23日(月・祝)

体験者の方々、保存の会ボランティアメンバー、お世話になっている方々による、「1年間お疲れ様でした」の会です。
今回は、展示イベントで説明員となってくださっていた体験者の方々への「百人展in大阪」の報告も兼ねています。
総会や交歓会のような公式的なものではなく、内輪で労をねぎらうような小規模な会です。といいつつ、例年80歳未満は座れないぐらい、会場がいっぱいになります。
すでに、昨日の時点で35名は参加表明が入っているとのことで、いっぺんにそろうと身動きがとれないくらいになっています。
また、年末だいぶぎりぎりとあって、保存の会としては珍しく(?)準備の面でやや女手が足りなさそうな気配が漂っております。

どうしても、もうちょっと待って、という方、参加されることになった場合は、できるだけ早く事前にご連絡ください。参加表明したけれども、やっぱり行けなくなったという場合も、事前にご連絡いただければと思います。
年末棚卸し状態で、公開しそびれていた写真の掲載を続けているところです。
キャラバンではない、沖縄戦跡巡礼の旅の写真が続いていますが、百人展の展示品チラリを少し兼ねています。展示した証言に関係のある戦跡の写真を選んで展示していましたので。
「オキナワを歩く」に参加する旅でしたが、そのときにはすでに百人展を行うということは内定していたので、展示資料になる写真を撮ることをある程度意識していました。個人行動で行く場所も、けっこう意識して考えていたのですが、天候の都合で行けなかったり、一人で行くとなかなかたどりつけなくてあまりまわれなかったりということが多々ありました。
それでも旅の記録=戦場の今の写真として撮れるというのは、なかなかないことだったのだと、まとめながら改めて思いました。

キャラバンで回るのは、体験者の方がいらっしゃる地域です。戦跡といえば、地元の連隊関係の施設跡地や慰霊碑等になります。それは、出征の地であっても「戦場」ではないわけで、キャラバンで撮影する風景写真は、旅の記録であり、「戦場」の写真ではないのです。
それで、テーマ別や戦地別の展示では、それら風景写真は資料として使えないことがほとんどです。(飛行場等、使える場合もありますが。)
「戦場体験史料館・電子版」に掲載する資料は、基本的には体験者の方からご提供いただいたものですが、戦場の写真等を入れることも、おととしの1回目の百人展の時点では考えていました。
しかし、今の写真でもあれば参考になるといっても、戦場だった場所に行って撮ってくるということはおいそれとできません。
それは、戦争記録を展開する他の団体・個人とのネットワークのきっかけともなるところではありますが。

もちろん、キャラバンで戦場の今の写真がなかなか撮れないというのは、幸せなことなのでしょう。
国内の戦跡の中には、本土決戦に備えたものも多数あります。それらが使われる状況になっていたとしたら、今もって写真を撮っている場合ではない状況だったかもしれません。
そして、その本土決戦に備えた施設の中には、沖縄が戦場になっている間に作られたものも少なからずあります。
キャラバンの写真をそういう関連性の中で使うことは、保存の会としてはないだろうと思いますが、キャラバンの旅の記録を取っていると、「考えてみると」というようなことがちらほら出てくるものです。