あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
シベリア抑留支援・記録センターから、11月のイベントのお知らせが、保存の会メーリングリストを通して届きました。
呉さんの証言概要が戦場体験史料館・電子版に出ていることを紹介していただいています。
以下、転載です。

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<朗読劇・海溝を流れる声>
『凍土(ツンドラ)に生きて―細川俊三「シベリア抑留日記」より』
●11月9日(金)19:00、10日(土)14:00・19:00、11日(日)13:30・17:00、16日(金)14:00・19:00、17日(土)14:00・19:00、18日(日)13:30・17:00、
●劇団どろアトリエ
 (神戸市長田区二葉町5-1-1アスタくにづか5番館203、Tel・Fax078-641-0045 *JR・地下鉄「新長田」より徒歩12分、海岸線「駒ヶ林」より2分 http://gekidan-doro.jimdo.com/)
●入場料 2,000円(ドリンク付)/学生1,000円 *チケット予約上記へ
●主催=(財)神戸市市民文化振興財団・兵庫県劇団協議会・劇団どろ+朗読劇上演実行委員会
*細川俊三さんのインタビュー映像⇒NHK「戦争証言アーカイブス」 http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001150023_00000
*関連記事⇒「週刊金曜日」2012年9月14日 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E4%BF%8A%E4%B8%89
毎日新聞大阪版2012年8月16日夕刊
http://mainichi.jp/area/news/20120816ddn041040014000c.html

<第12回シベリア抑留研究会>
●11月17日(土)14:00~17:00
●大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス中会議室
 (港区麻布台1-11-5 Tel03-3582-2922 *地下鉄日比谷線「神谷町」駅1番出口から地上に出て左、東京タワー方面に道なりに徒歩約5分 地図:http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html)
●報告 小林昭菜さん(法政大学大学院) 「抑留者の収容所生活―米露公文書史料から―」(仮題)
●主催=シベリア抑留研究会 連絡先=tkshtomita@jcom.home.ne.jp(富田武成蹊大教授)
*小林昭菜さんの昨年のロシア調査の報告は、支援センター「通信」1号(2012.2.1.)に。

<在日台湾人元抑留者・呉正男さんの講演会>
●11月26日(月)14:00-16:00
●糖業会館 2F会議室
 (千代田区有楽町1-9-3、Tel03-3215-0661 *JR「有楽町」駅日比谷口から徒歩3分、ニッポン放送本社ビル)
●講師=呉正男さん 「強運な台湾人青春」
 <*呉正男さん略歴 1927(昭和2)年台湾台南州生まれ。85歳。1941(昭和16)年、13歳で来日。16歳で陸軍幹部候補生に志願入隊。水戸航空通信学校に入隊、機上通信士に選抜され、滑空飛行第1戦隊に配属。北朝鮮で終戦。2年間ソ連(カザフスタン)に抑留され、日本人として復員。攻玉社高校に入学、法政大学卒業後、信用組合「横浜華銀」入社、21年間専務理事、6年間理事長を務める。横浜台湾同郷会最高顧問、日台親善に尽力。>
●参加 無料(どなたでも参加できますが、できれば下記へ事前に申し込みを)
●主催=台湾協会 Tel03-3200-8116・Fax03-3200-8180
*呉正男さんのインタビュー記録⇒「戦場体験史料館」http://www.jvvap.jp/go_masao.html
*呉正男さんの新聞記事⇒東京新聞2012年8月18日「20代記者が受け継ぐ戦争」、神奈川新聞2001年年8月6日神奈川新聞(http://kakutokuhatsu.katakura.net/go.html)

シベリア抑留者支援・記録センター
cfrtyo@aol.com cfrtyo@gmail.com
 Fax 03(3237)0287
Tel 03(3237)0217/080-5079-5461
 〒102-0074千代田区九段南2-2-7-601
 HP http://sdcpis.webnode.jp/
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少し前に、わだつみの会からの案内状を保存の会事務局から転送してもらっていました。
「わだつみのこえ記念館第2回企画展」が、すでに開催中です。
戦没青年たちの沈黙のこえに耳を傾け、思いを馳せ、対話をしてほしいとの主催者メッセージが添えられていました。

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期間:2012年10月10日(水)~11月23日(金)
開館日:月・水・金・土
開館時間:13:00~16:00
入館料:無料

以下5名の戦没学生の方の遺稿と関連資料を展示
◎宇田川達さん(早大-暁部隊-鹿児島県坊津岬沖海上にて戦死)
◎佐々木八郎さん(東大- 14 期予備学生-昭和特攻隊員-沖縄海上で戦死)
◎田村正さん(東大-軍医-ニューギニア・ウエワークにて戦病死)
◎松岡欣平さん(東大-第33 師団214 連隊-ビルマ・モールメン市外にて戦死)
◎原亮さん(慶大-マニラに向けて鳴尾丸に乗船、東シナ海にて雷撃を受け戦死)


わだつみのこえ記念館
文京区本郷5-29-13 赤門アビタシオン1 階
(地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目駅」7 分)
電話・FAX 03-3815-8571
URL:http://www.wadatsuminokoe.org/
E-mail : info@wadatsuminokoe.org
*企画展「資料集」頒価500円+送料80円(切手可)
戦死者名簿は村誌にも載っていたと思い、確認しました。
そちらは、死亡年月日と場所のみで、階級は書かれていませんでした。
忠霊塔が建てられたことも載っているので、村誌の方が後の記載になります。

村誌には、昭和12年以降村内から召集された人の部隊名も出ていました。当時はそうした記録も表に出してはならないことになっていた、という記述があります。
村の「歴史」の「昭和」のあたりに数ページ書かれているというかんじで、戦争についての記録を重視する様子ではありません。
基本的には、どの家からも出征しているので、村誌ができたころには戦争の話は特に珍しいことではない、という感覚だったのではないかと思います。

私の祖父の場合は、召集ではなく、生きて帰ってきたので、どちらにも記載がありません。

私が小中学生のころは、戦没者慰霊のイベントがあったり、「おじいちゃんおばあちゃんの戦争体験を聞こう」という宿題が出たりはしていましたが、平和教育のようなものはあまりなかった気がします。
今になって、戦争の記憶の継承ということを考えると、日常的に体験者の人が近くにいることで、語りつぐことを気にしなくてよかった状況だったのだろうかと思います。
後輩にあたる今の小中学生が戦争について学ぶことがあるのかは、今回聞いてみる機会もありませんでした。

私事ですが、帰省中です。
今回は、ついでに聞き取りを入れるということもしなかったので、旅の報告は本来ないのですが。
地元の忠霊塔に近寄ってみました。
塔は学校の敷地にあり、終戦の日前後には戦没者慰霊の剣道大会が行われるわりに、この塔に近づくことはこれまでありませんでした。

塔の両側のプレートには、戦没者の名前が、戦地、戦死の日とともに刻まれています。
もともとは小さな村ですが、中国、フィリピン、硫黄島、沖縄等、戦死地は多岐に亘っていました。
一般の兵隊が多い中、一番高い階級は海軍大佐。沖縄で亡くなった内村虎雄氏の名前がありました。

祖父を含め帰還した元兵士が清掃等続けていたそうですが、長い年月の間に相次いで亡くなったため、途絶えてしまったと聞きました。
しかし、周辺は草が切られていて、地域の人による手入れはされているようです。
キャラバンなのかは疑問、としながら、保存の会事務局から、聞き取りの旅のお知らせが入ってきました。
大学生メンバーが、本日10月27日(土)~明日28日(日)、静岡市で取材を行います。
今日はサイパンの体験者の方、明日は海軍薬剤士官だった方からの聞き取りです。

次の土日中心にした一人旅の計画もあるそうです。
学生の間にめいいっぱい、というかんじでがんばってくれています。
よい旅になりますように。
静岡の皆様、よろしくお願いいたします。