あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
全国キャラバンが始まって2回目の大みそかがやってきました。
ブログを始めて2度目でもあります。昨年は何を書いただろうかと見直しました。戦後65年、キャラバンスタートの年、と書いていました。
「全国キャラバンは来年のゴールデンウイークまで続きます」と書いていましたが、今年は1年間みっちりキャラバンとなりました。
まだ、全都道府県を回りきっていないはずです。
1年経ってみて、むしろ終わりが延びました。

今年東日本大震災で大きな被害のあった地域は、昨年の全国キャラバンで最初に回った地域でした。
まだ安心できない状況のまま年末年始を迎えられる方もたくさんいらっしゃることと思います。来年は良い年であるよう、願っています。
皆様どうかご自愛ください。

全国キャラバンは来年も続きます。おそらく来年いっぱいは、今年以上にフル稼働で聞き取りを行っていくことになると思います。
戦後から「震災後」になったと言われたりもしていますが、あの大戦があったという事実は消えることはありません。今年が太平洋戦争開戦70年であり、来年が戦後67年になるのは間違いありません。それに伴い、人は年齢を重ねます。それは冷徹な事実です。
新しい年を迎える前に、あえてそこを振り返っておきます。新しい年を迎えたら、前進するために。

今年出会った全ての方に感謝します。ありがとうございました。
もちろん、いつもお世話になっている皆様、今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
どうかよいお年を。
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年末特集ということで、リアルタイムで公開が間に合わなかった写真を掲載しておきます。
それぞれの報告記事に追加する方がわかりやすいかとも思ったのですが、なかなか見直す機会もないかと思い、ひとまず写真だけ新しい記事で上げていくことにしました。
昨年の分等、まだ各キャラバンからもらいそびれている写真もあるので、入手できたら順次掲載していきたいと思います。

まずは、山陽キャラバンが12月14日(水)に案内していただいた炭鉱跡の写真です。


炭鉱
炭坑跡の入口。
外国人捕虜が働かされていた場所です。

記念碑
記念碑。
戦後50年の証言集の売り上げで建てられました。

日本語碑文
日本語碑文の拡大。

◆◆

捕虜収容所 白岩「親和寮」跡
太平洋戦争において1942年184人のイギリス連邦の軍人と1943年アメリカの軍人288人がこの地に収容され炭鉱で働かされた 1945年8月15日終戦により彼らはそれぞれ帰国したが若干の方は病死し帰国できなかった 再び戦争の悲劇を繰返さぬよう恒久の平和を願ってこの事実をここに記録する
1996年9月2日
発起 美祢市民戦争体験記「五十年目の証言」関係者
協力 美祢市教育委員会

◆◆

碑文
プレート部分の拡大。
英語版です。
これはお金が足りず、前住職のポケットマネーで取り付けられたのだとか。
戦場体験放映保存の会最年少メンバーの「青春18切符 列島横断 聞き取りの旅」の、2011年夏分証言一覧です。
これについては、キャラバンと言うべきかどうか難しい面があるのですが、各キャラバンで回りきれなかったところに行ってもらっていることも多いです。
別の用事で出かけたついでという場合もあり、期間も定めづらいですが、証言の一覧がある方が大事だと思いますので、まとまった期間ごとに一覧にします。

基本的には公表の可否を判断するため、戦場体験放映保存の会メーリングリスト等に証言レポートが上がった方についてのみお名前を載せます。
当面、証言概要をブログに転載する都度、お名前を掲載し、リンクをしていく形にします。

青春18切符の旅2011夏
訪問都道府県:岐阜県、静岡県、長野県、大阪府、滋賀県、三重県
日程:2011年8月6日(土)~9月4日(日)

◆◆8月6日(土)◆◆

岐阜県大垣市
◎種田修さん
戦地等:海軍。軍艦扶桑乗員。ラバウル他~ソロモン諸島。

◆◆8月7日(日)◆◆

静岡県静岡市
◎出口忠一さん
戦地等:独立混成第2旅団で北支。除隊後海軍軍属。

◆◆8月9日(火)◆◆

静岡県小山町

戦地等:満蒙開拓義勇団。シベリア抑留。

◆◆8月10日(水)◆◆

静岡県熱海市

戦地等:第1軍。山西省残留。

◆◆8月11日(木)

長野県安曇野市
安曇野市で聞き取りをされている女性と情報交換。

長野県安曇野市
◎井口武雄さん
戦地等:海軍。輸送隊。小笠原諸島他。

◆◆8月12日(金)◆◆

長野県安曇野市
◎浅川吉富さん
戦地等:五十鈴乗務員。レイテ沖海戦等。ノンギック島の近くで6時間漂流。

◆◆8月13日(土)◆◆

長野県安曇野市
◎小林操さん
戦地等:陸軍歩兵。満州、二・二六事件、パラオ諸島

8月14日(日)一時帰京。
8月17日(水)再度出発。

◆◆8月18日(木)◆◆

長野県大町市
◎赤羽秀男さん
戦地等:通信兵。満州~シベリア抑留。

◆◆8月19日(金)◆◆

長野県安曇野市
◎矢口元貞さん
戦地等:中国~ビルマ

8月20日(土)関西へ移動。
8月21日(日)より関西キャラバンと合流。
※証言概要が関西キャラバン第2弾と一部共通です。

◆◆8月21日(日)◆◆

午後
大阪府大阪市
新風書房を表敬訪問。

◆◆8月22日(月)◆◆

午後
滋賀県大津市

戦地等:トラック島警備兵。
◎福井佐兵衛(ふくい・さべえ)さん
戦地等:海軍。マリアナ沖海戦(瑞鶴)、沖縄特攻(磯風)

◆◆8月23日(火)◆◆

滋賀県
午前:
◎田中善三郎さん
戦地等:陸軍。中国北部。

午後:
◎佐野岩男さん
戦地等:航空兵(整備)。内地。

戦地等:陸軍少年飛行兵。

◆◆8月24日(水)◆◆

滋賀県

戦地等:満州(現役)~本土決戦要員として島原。途中予備士官学校で教育を受ける。

◆◆8月25日(木)◆◆

三重県

戦地等:無線通信士。中国。

戦地等:陸軍士官学校第60期生。

8月25日(木)帰京。

訪問地:
◆◆8月31日(水)◆◆

午後
静岡県長泉町

戦地等:満州通信兵。シベリア抑留。

◆◆9月1日(木)◆◆

静岡県長泉町
◎星屋清さん
戦地等:陸軍衛生兵。中国中部。

◆◆9月2日(金)◆◆

静岡県長泉町
◎土屋貞雄さん
戦地等:陸軍。野戦重砲兵。中国南部~千葉。

◆◆9月3日(土)◆◆

静岡県長泉町
◎前田 喜六さん
戦地等:陸軍。蒙古~中国中部。

◆◆9月4日(日)◆◆

静岡県長泉町
◎浄住昇さん
戦地等:海軍衛生兵。横須賀海軍病院。
戦場体験放映保存の会最年少メンバーの「青春18切符 列島横断 聞き取りの旅」の、2011年春分証言一覧です。
これについては、キャラバンと言うべきかどうか難しい面があるのですが、各キャラバンで回りきれなかったところに行ってもらっていることも多いです。
別の用事で出かけたついでという場合もあり、期間も定めづらいですが、証言の一覧がある方が大事だと思いますので、まとまった期間ごとに一覧にします。

基本的には公表の可否を判断するため、戦場体験放映保存の会メーリングリスト等に証言レポートが上がった方についてのみお名前を載せます。
当面、証言概要をブログに転載する都度、お名前を掲載し、リンクをしていく形にします。

青春18切符の旅2011春
訪問都道府県:福岡県、山口県、京都府、三重県、静岡県
日程:2011年3月5日(土)~3月12日(土)

◆◆3月5日(土)◆◆

午後
福岡県糸島市

戦地等:第2船舶工兵、ガダルカナル・川口支隊の上陸支援。ブーゲンビル、ガダルカナルへ。その後ニューギニア。

◆◆3月6日(日)◆◆

午前
福岡県福岡市

戦地等:関東軍野戦重砲。兵隊3カ月、シベリア3年

◆◆3月7日(月)◆◆

午後
山口県岩国市

戦地等:昭和14年召集、歩兵233連隊、中支、昭和16年召集解除。昭和19年7月再招集、299連隊。

◆◆3月9日(水)◆◆

京都府京都市
◎酒井朝次さん
戦地等:祭師団砲兵。昭和15年12月入営、昭和18年まで中国、インパール作戦のため南方転出。ウインゲートの空挺部隊投入にぶつかり実質インパール作戦には参加できず。渡河支援、マンダレー作戦、モチ街道を移動。チェンマイで敗戦。

◆◆3月10日(木)◆◆

三重県鈴鹿市
◎山路金八さん
戦地等:ルソン島(レガスピー~バターン半島)~ネグロス島~内地。
◎宮崎義高さん
戦地等:ルソン島(レガスピー~バターン半島)~台湾

◆◆3月11日(金)◆◆

静岡県静岡市
◎望月耕一さん
戦地等:インパール作戦~ビルマ


3月11日、聞き取り中、東日本大震災。旅を中断。3月12日に帰還。
年末の整理というわけでもありませんが、当ブログを少しいじっています。
昨日の時点で、新しく「本・番組のご案内」「東日本大震災関係」「メッセージありがとうございます」というカテゴリを設定しました。できるだけ「未分類」を減らしていくことをめざしています。
しかし、こういう更新情報や一般的なお知らせが、最後まで未分類になっているのがなんとも、です。「お知らせ等」として設定した方がいいものでしょうか。

検索システムについては、戦場体験放映保存の会が今後つくる、戦場体験証言のデジタルアーカイブでも課題になっています。
当ブログも、多少その実験的な要素を含んでいます。
今のところ、旅ブログという形にしているため、証言一覧をキャラバンの旅ごとにまとめ、都道府県ごとにタグをつけています。ここは、今後もそう変わらないと思います。
証言概要についても、何月何日の旅の記録の1つとしてタイトルをつけています。○○さんの証言という形にしないことで、わかりづらい面は大きいと思いますが、匿名にする場合等、余計なことを考えずにすむというのはよいところです。カテゴリとしては証言でまとめる方がよいのか、少々悩んでいますが、旅の記録と分割しない方がいいのではないかと思っています。
「全国キャラバン隊とは」をキャラバン隊の説明と旅の記録に分けるべきかというのは、実際にキャラバンが始まったとき以来の問題です。

全国キャラバンは来年いっぱいぐらいは続きそう、というより、もっと気合いを入れて行う方向なので、証言一覧も増えていくのは確実です。
なんとかきれいにまとめたいとは思いますが、全体の見た目には目をつぶる(つぶっていただく)ことになるかもしれません。