FC2ブログ
あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
元兵士会員の猪熊さんより、ご自身が監修され執筆陣に加わられている本の出版案内がありました。
保存の会のメーリングリストに詳しい内容を投稿されていましたので、そのまま転載させていただきます。

◆◆◆

猪熊得郎です
不戦兵士・市民の会の戦場体験記が本の泉社から出版されます。
平和を願う元兵士たちの遺言ともいうべきものです。

『 人を殺して
   死ねよとは 』

元兵士たちが語りつぐ軍隊・戦争の真実
         監 著 不戦兵士・市民の会代表理事 猪熊得郎

   戦友(とも)よ 生きているうちに語ろう。
   戦友(とも)よ 語らずに死ぬのは止めよう。
   戦友(とも)よ 語ってから死のう。

戦場体験を語り継ぐこと、それは加害と被害の戦争の真実を伝え遺すことです。
そして戦場体験は、非体験者に戦場のリアルな現実に対する想像力を喚起します。ー巻頭言より

目次

なぜ戦場体験を語り継がねばならないか       猪熊得郎
いまこそ懺悔する悪鬼の所業
ー中国東北部に転戦してー           安藤晧美
軍隊・敗戦・シベリア抑留
ー個人体験を社会体験にー           大江康治郎
第二次大戦末、争奪の島「硫黄島」戦記
ー私には「戦後」はまだ訪れていないー      大曲 寛
今伝えたいこと                  菊地定則
戦争は恐ろしいー私の八月十五日-         北原修造
私の軍隊・戦争体験とーいま思うこと        木村正夫
回天隊員募集の実情                神津尚次
虚構の死生観                   古賀保夫
地獄の戦場から生還し               小島清文
若者が南の空に消えていった            呉東武彦
最大の戦争被害者は女と子ども           小林 仁
侵略の先兵、棄てられた兵士、そして天皇制
 ー元兵士が語る戦争責任ー            近藤 一
私の戦争体験
 ー長門・雪風・伊号四百潜            斉藤一好
十五年戦争と私                  坂入浩一
「みな殺す必要あり」と言われて           汐崎淑子
天皇に殉じた一人の青年              鈴木智博
陸士、陸幼の神がかり教育             田中時久
鎮魂かつ悔悟の記録
ー戦争の恐ろしさを綴った「痛恨のルソン」からー   長井 清
対戦車肉攻の寸前ー私の八月十五日ー        埜口幸次郎
楓の木のブランコ                 宮前鎮男
戦争が生んだ悪魔                 本原政雄
サイパン島(誌)                 山内武夫
少年兵の無念                   猪熊得郎       
           
                 A4四六判240ページ
定価 1500円
お求めは、本の泉社へFAXでご注文ください。
(株)本の泉社 〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6
tel 03-5800-8494
FAX 03-5800-5353
平成23年度調布市平和祈念事業 平和の礎展2011
「上原良治と特攻隊―調布飛行場から知覧へ―」

展示期間:8月6日(土)~8月14日(日)
     10:00~18:00(最終日は16:00まで)
会場:調布市文化会館たづくり2階南ギャラリー
   (京王線調布駅南口徒歩3分)
主催:調布市・調布市教育委員会
企画協力:安島写真事務所
協力:上原清子氏、上原登志子氏、山本豊氏、調布飛行場の掩体壕を保存する会

●ギャラリートーク
日時:8月6日(土)13:30~
講師:安島太佳由氏

●バス見学会「調布飛行場周辺の戦争遺跡をめぐる」
日時:8月10日(水)9:30~12:30
申し込み:電話で郷土博物館へ(7月21日より受付開始)

お問い合わせ
調布市生活文化スポーツ部文化振興課
電話:042-481-7139 FAX:042-481-6881

調布市郷土博物館
電話:042-481-7656 FAX:042-481-7655


戦場体験放映保存の会でも展示・講演でお世話になっている安島さんよりご案内をいただきました。
ちょうど広島原爆の日から終戦の日にかけての時期です。あの大戦の時代を生きられた上原良治氏や調布ゆかりの方々の姿を感じてみられてはいかがでしょうか。
昨日は、戦場体験放映保存の会の古参メンバーと新しいボランティアメンバーが、首都圏の体験者の方の取材に出かけていました。活動報告として前面に出るのは全国キャラバンやイベントのことが中心になっていますが、首都圏での聞き取りや新人さんの聞き取り体験も、随時行われています。
この日の取材は3時間半にわたる熱弁だったようです。
自宅で証言概要をまとめたメンバーはメーリングリストに投稿していました。そちらも同じくらいの熱弁だっただけに、まとめる方も力をためてから取り組んだようです。

今日は、戦場体験史料館に集まったメンバーで、それぞれ証言概要をまとめる作業を進めていました。
途中、体験者の方が訪ねてこられました。総会&交歓会に仕事のため(!)出席できなかったので、ということで年会費を持ってきてくださったのでした。そして、短時間の滞在でしたが、ご自身の体験を少し語っていかれました。ちなみに80台後半の方です。

証言概要をまとめる作業については、時間がたつとひととおり見直して巻き戻して、というようなことになるので、けっこう時間がかかります。史実と照らし合わせて、地名等確認することも同時に行います。
それで、夕方になると、持ち帰って宿題としてやってくる相談が始まったのですが・・・
もともとビデオカメラ等を持っているのでなければ、テープだけ持って帰ればいいというものではないということを改めて実感するひとときとなりました。
ビデオカメラごと借りていっておくというのは、取材の前にはよくあることですが、取材以外で持ち出すとなると、いつ返せるかというのをいっそうよく考える必要があるということに気付きます。ひたすら取材を優先してやっているときも、特にキャラバンが始まってからはカメラ全てがいっぺんに出ていく場合が発生していました。そこにさらにテープ再生のために持って帰るというのは、当初あまり想定していなかった事態だったわけです。
今後、データベース化の面で協力してくださる方が増えた場合に向けての課題となりそうです。

ともかく、これから「百人展」で展示させていただく方の分の証言概要が随時上がってきます。
全国キャラバンで収録した分については、当ブログでも紹介させていただくことになると思います。
9月開催の戦場体験史料館「百人展」で、映画上映を行います。

ドキュメンタリー映画「帰還証言 ラーゲリから帰ったオールドボーイたち」
9月23日(金)前編10:30~11:40、後編13:00~14:30
9月24日(土)前編10:30~11:40、後編13:00~14:30
9月25日(日)前編10:30~11:40、後編13:00~14:30


ドキュメンタリー映画「語らずに死ねるか!~無名の元兵士たちの声~」
9月23日(金)15:30~
9月24日(土)15:30~
9月25日(日)15:30~

視聴料:500円(展示入場は無料です)

企画が少しずつ決まりつつあります。
続報をお待ちください。


先週も書いていましたが、直前になりましたので再度お知らせします。
戦場体験放映保存の会とは直接関係のない外部イベントですが、お世話になっているシベリア抑留体験者の方がお話をされます。

「シベリア特措法と抑留体験を語る」

日時:7月23日(土)15:00~16:30
場所:中野区野方地域センターギャラリールーム
  (西武新宿線「野方」下車徒歩2分)
  http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/175200/d002451.html<無料>
発言:岡野工治・江藤文英・ほか
     
(ご案内)シベリア抑留者支援・記録センター Fax03-3237-0287 E-mail:cfrtyo@aol.com 
(連絡先)Tel03-3237-0217/080-5079-5461 〒102-0074千代田区九段南2-2-7-601

わりと短い時間の集まりのようです。
シベリア特措法制定から1年。体験者の方々の生の声を聞きにいかれてはいかがでしょう?