あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
当ブログに登場した方についてのお問い合わせコメントをいただきました。
非公開ですので、内容はふせますが、今後メッセージ・拍手を含めて同様のお問い合わせをいただくこともあるかもしれないので、一般的な対応についてお知らせします。

当ブログで登場される体験者の方は、戦場体験放映保存の会を通してつながりのある方ということになります。
お問い合わせをいただいた場合、一旦、保存の会事務局に連絡をして、対応を確認します。
個別の体験者の方にご用の場合は、基本的には実際に聞き取りに伺ったメンバー等がその体験者の方に連絡をします。
連絡先を教えていただいている場合、保存の会事務局から連絡する可能性が高いです。
ブログ係が直接会ったことのある体験者の方の場合も、一旦事務局を通します。
というような過程を経ますので、返信するのに少々時間がかかると思います。

ある特定の経験のある体験者の方を探したいという場合等は、戦場体験放映保存の会事務局(元兵士の連絡所と兼用)の連絡先に直接お問い合わせいただく方が対応が早いと思われます。(体験者の方の名簿を管理しているため)

よろしくお願いします。

現在お問い合わせいただいている件は、事務局の方に連絡しましたので、打ち合わせができ次第近日中に返信いたします。
しばらくお待ちください。
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9月の戦場体験史料館「百人展」は、基本的に電子データベースに成る予定の戦場体験アーカイブズを実体化させてみる試みです。
展示するのは、証言検索の元になる証言概要中心になります。

その証言概要は、これから書き起こすものがほとんどです。
これまで出した証言集に記載されているもの等、文字になっているものもありますが、今年のキャラバンでお話を伺った方の分を含め、これからまとめるものの方が多くなっています。
基本的には、取材を行ったメンバーがその体験者の方の証言概要をまとめ、ご本人に確認していただくという形をとります。
取材メモや記憶が助けになる場合もあると思いますが、基本的には、取材ビデオを見直して、軍歴表を埋め、要点をまとめるという作業になります。

個人の状況が変わって保存の会の実際の活動から退いたメンバーの取材したものも含まれています。
その分は、別のメンバーが代わりにまとめることになりますが、もしもこの部分をやりたいという方がいらっしゃれば、ご協力いただきたいと思います。
正確なテープ起こしをするわけではなく、それがどういう内容の証言なのかがわかるようにするという作業です。

直接人と会うことが苦手だけれども戦場体験を残すことには関心がある方等、立候補していただければ幸いです。
9月開催の展示イベントを抱えつつ、首都圏での聞き取りも行いつつ、夏も全国キャラバンは決行予定です。
7月下旬~8月いっぱいぐらいの期間で、メンバーそれぞれの仕事休みを利用しての短めの旅が中心になります。
まだ訪れたことのない地域は、体験者の方を探すのに時間がかかるため、夏は一度訪れた地域が中心になる見込みです。
予定としては、以下の2地域が挙がっています。

関西:地元のボランティアメンバーと首都圏から旅をするメンバーとで分担して取材。
福島:先日戦争展にお邪魔した白河市を中心に、内陸部を回りたいと考えています。

実際のところは、これから各地でご協力いただけそうな方に相談するところから始まるので、どの程度の規模でできるのかは未知数です。
ただ、普段から戦場体験記録を一緒に行っていただける地元の方々とのネットワークづくりという面があるので、機会を見つけて首都圏の外にでかけるようにしたいと思います。

どの地域の皆様も、身近に体験者の方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。
もちろん、ご本人様からのご連絡もお待ちしています。
戦場体験史料館に、戦場体験放映保存の会が発足当初よりお世話になった井ノ口金一郎さん(故人)の戦場体験がまとめられた本が届きました。

語ってから死ぬ

『語ってから死ぬ 井ノ口上等兵の中国戦線従軍記』

編著 「語ってから死ぬ」刊行の会
発行日 2011年6月30日

奥様と近所の方を中心としたサークルにより編集・発行された本です。

井ノ口さんには、「第2回あの戦場体験を語り継ぐ集い」でご登壇いただきました。第3回参加をめざして闘病されていましたが、当日を待たずに亡くなられました。第3回では、呼びかけ人代表のお2人といっしょに客席の元兵士の方にも壇上に上がっていただき、一緒に戦友への呼びかけに参加していただきました。その中に井ノ口さんのお姿がなかったことを残念に思います。
ずっと会のことを気にかけてくださっており、会の呼び掛けに使われた「戦友よ語ってから死のう」につながる言葉を本のタイトルに掲げられています。(生前の証言で「語ってから死ぬことにした」というフレーズが使われたものがあります。)
「語ってから死のう」という言葉は、それを提唱された元兵士の会呼びかけ人の猪熊得郎さんはじめ、保存の会の初期の活動で一緒に聞き取りをしてくださっていた体験者の方々から、同じ体験者の方へのメッセージとして広がりました。
最後までメッセージをお食い続けてこられた井ノ口さんは、この言葉を体現されていたお一人でした。その人生が、周りの方々の言葉からも感じられる一冊です。

9月の戦場体験史料館「百人展」で、井ノ口さんの体験を紹介するとともに、この本も頒布させていただく予定です。

戦場体験放映保存の会のブログに、井ノ口さんの簡単な軍歴が掲載されています。
http://keepast.seesaa.net/article/53526063.html
戦場体験放映保存の会のイベントではありませんが、お世話になっている方のイベントを紹介します。

『帰還証言:ラーゲリから帰ったオールドボーイたち』上映会(横浜)
【監督】いしとびたま
(2008年/日本/160分/デジタル上映)※前編70分・後編90分

日時:7月9日(土)・10日(日)10:00~上映
 ※両日とも監督のトークがあります。
会場:シネマジャック&ベティ
    横浜市中区若葉町3-51
    京浜急行黄金町駅5分
    電話:045-243-9800
    http://www.jackandbetty.net
料金:一般1500円、シニア・学生・会員1000円

京都府在住の主婦いしとびたまさんが、シベリア抑留体験者の方31名の聞き取りを重ね収録された映画です。2部構成で計160分ととても見ごたえのある作品。
2009年の試写会以後、各地で自主上映が行われています。今年1月には神戸の元町映画館で約1週間上映されました。

いしとびたまさんには、2009年の「第3回あの戦場体験を語り継ぐ老若の集い」に、戦場体験を記録する若手としてご登壇いただきました。
9月の戦場体験史料館「百人展」にも、何らかの形でご参加いただけるかもしれません。

ぜひ足をお運びください。

「帰還証言:ラーゲリから帰ったオールドボーイたち」ホームページ:
http://genki365.net/gnkk14/mypage/index.php?gid=G0000543