あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
戦後65年という節目の年を意識していた今年も間もなく終わります。
戦場体験放映保存の会としては、今年は全国キャラバン隊の年でした。
もしかしたら、全国キャラバン隊スタートの年、というべきかもしれません。全国キャラバンは来年のゴールデンウイークまでは続きます。が、ともかくここで一旦締めといきましょう。

全国キャラバンを行ったことで、これまでつながりのなかった地域の方々と出会い、戦場体験放映保存の会の存在が全国に知れ渡る大きな一歩となったと思います。
証言をしてくださった戦場体験者の皆様、ご紹介くださった皆様、ご協力くださった全ての方々に、改めて感謝いたします。ありがとうございました。

保存の会のメンバーも、今年一年お疲れ様でした。

皆様どうかよいお年を。
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史料館つうしん発送作業の模様


前の記事で書いたとおり、戦場体験放映保存の会会報『戦場体験史料館つうしん』第7号ができあがり、新年到着に向けて発送作業を行いました。
写真は昨日の折り作業の様子です。

前号に引き続き、6ページ構成となった第7号。

A3両面に印刷されたページを2つに折る。

その中にA4両面印刷のページを挟みこむ。(4ページ構成の場合はこの過程がなくなります)

できたものを3つ折りにして封筒に入れる。

という過程を経て、会員の皆様の元に発送できる形となります。

なお、「つうしん」の紙面構成は主に田所事務局次長、ご挨拶の文面は中田事務局長が担当しております。上記の行程の前にはもちろん紙面をつくるという過程がありまして、そこが要であることは言うまでもありません。
おかげで個人的に年賀状を書くのが遅くなっているとお嘆きでしたので、背景をお伝えしておきます。

『戦場体験史料館つうしん』は不定期発行ですが、だいたい新年、総会後、大きなイベントの前後ごろに出ています。そして、毎回、こういう作業が展開されています。
保存の会のメーリングリストに、「応援求む」のメールが流れていることがありますので、今後注意して見ていただければと思います。
作業情報をブログでも知らせてほしいといったご意見がありましたら、コメント・拍手からどうぞ。

舞台裏をご覧になったところで、会員の皆様、『戦場体験史料館つうしん』到着をお楽しみに。
戦場体験放映保存の会の会報である、『戦場体験史料館つうしん』の第7号ができあがりました。
新年のご挨拶とともに、会員の皆様のお手元に届くことになっています。
(実は、本日発送作業中。)

今回は、12月11日の「第一次全国キャラバン報告会&シンポジウム」の模様をほぼ全て掲載。
当ブログにおいてばっさばっさと端折ったところも、しっかり載っております。
これを読むと、あのシンポジウムが、初めての試みながら、大変すばらしい内容であったのだとしみじみ感じることができます。自画自賛ではなく、パネリストの皆さんのお力のおかげと改めて感謝する次第です。
ブログは、状況レポートとして書いているところがあるとはいえ、特に前半の内容を短くまとめすぎたかと、ブログ係、つうしん7号を読んで、少々反省しました。
シンポジウムの全てを知りたい方は、つうしん7号をぜひじっくりとご覧ください。

当ブログをご覧の方で、シンポジウムの全容を知りたい方、この機会に、戦場体験放映保存の会に入会を考えてみられてはいかがでしょうか。
年会費1000円で、こういった会報が何回か届くので、かなりお得です。
2010年も残りわずかとなったこの時期ですが、戦場体験放映保存の会に、2011年のイベント参加の依頼が来ました。
板橋区で開催される「第2回いたばしピース芸術祭」です。(第1回は今年の1月に「ピース映画祭」として開催されたようです。)

日時:2011年3月6日(日)
場所:板橋区立文化会館大ホール及び4階大会議室

今のところ仮決定ですが、大会議室の方で展示等行う形で参加の方向です。

保存の会の本拠地、戦場体験史料館は、住所は北区、最寄り駅はJR板橋駅です。が、史料館での収録会以外、北区や板橋区では特にイベント開催・参加をしていませんでした。ついでに、豊島区でのイベントも、12月11日の「第一次全国キャラバン報告会&シンポジウム」が初めてでした。
そのシンポジウムで、「わだつみ会」の方から、地域に根差した活動を試みているというお話が出たこともありますし、これを機会に戦場体験史料館周辺地域につながりができれば、また新しい展開があるかもしれません。

板橋区やその近辺にお住まいの体験者の方との新しい出会いにも期待しています。
パネリストの皆さんに締めの一言ずつを頂いてからも、撤収時間ギリギリまで、会場からの声が続きました。

上丸さんのお話にも登場した「わだつみ会」の方がいらっしゃっていました。
「わだつみ会」の歴史は今年で60年になり、体験者世代があまり集まることができなくなりつつある中、子や孫の世代が継承の中心となっていく流れが、ここでもあるそうです。4年前に文京区に記念館を設立。平和博物館どうしのネットワークと、文京区という地域に根差したつながりという2つの方向で活動されているところとのこと。ちょうど2日前に、行政を巻き込んで、文京区の34団体でイベントを行ったばかりとのことでした。

仙台からお越しの体験者の方からも発言がありました。
戦友会は解散、現在は手記を残す等個人的な関わりになりつつあるご自身の事情を話された後、9条のことも考えてほしいとの一言。
全国キャラバン西東北チームは「みやぎ9条の会」にお世話になっていましたが、その土地柄だろうかと感じられるご意見です。

カメラマンの安島さんには、あらかじめお願いして、一言ご用意いただいていました。
戦争は、人だけでなく物も体験しています。そうした戦跡に語りかけることによって、戦跡の方からも語りかけてくれるのではないかということで活動されているとのこと。戦跡も時間とともに失われつつある状況だけれども、広島の原爆ドームのように、形が残っていれば、体験者の方に代わって戦跡が後の世代に語ってくれるのではないかと、保存の会とは少し違った方向での戦場体験の継承の形を示していただきました。

最後に、先ほど自らお名前を名乗ってお話くださった匿名の体験者の方のお知り合いが登場。ある会であの体験者の方が「これまで話さなかったことを、匿名で話そうと思う」とおっしゃっていたというお話でした。保存の会の取材に応じられる直前ごろの体験者の方のご様子が少し垣間見えました。

他にも何名かの方が手を挙げられていたようですが、これで本当に時間いっぱいです。
「第2回もやってほしいと思われましたらアンケートにお書きください」
とお願いしつつの、中田事務局長の閉会宣言で、第一次全国キャラバン報告会&シンポジウムは、大盛況のうちに終幕となりました。

これにて、当日のレポートは、ひとまず終了です。
思わぬ長期連載をお読みいただき、ありがとうございました。