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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
8月29日(日)の信州・北陸チームの日程です。
メインの1班は、長野県白馬村でのイベントに参加します。イベントには、体験者の方と一緒に、保存の会のメンバー、ツアー参加希望者の方が、東京から駆けつけます。
前日から参加の別働隊2組は、それぞれ別の地域で聞き取りをします。

●1班 
白馬村イベント「日本とアジアの戦争記録映画と戦場体験者の声を聴く」
会場:白馬村ふれあいセンター 2F
 長野県北安曇郡白馬村大字北城7025(JR白馬駅から徒歩6分)
13:00~ドキュメンタリー「ニューギニアに散った16万の青春」牛山純一
(10分休憩)
14:30~証言 猪熊得郎さん
15:00~証言 安田誠さん
(15分休憩)
15:45~映画「続・語らずに死ねるか」

●2班
取材場所:長野県上田市
9:30~体験者の方のお宅での個別取材
体験者の方
◎歩兵、満州、ソ連軍と戦闘、ウズベクへ抑留
14:00~体験者の方のお宅での個別取材
体験者の方
◎衛生兵、モンゴル、6月18日八路軍と戦闘400人に包囲される。1人生き残る。

●3班
取材場所:長野県長野市
9:30~体験者の方のお宅での個別取材
体験者の方
◎山砲、トラック島
14:30~体験者の方のお宅での個別取材
体験者の方
◎満州役人、シベリア(タイシェット)抑留、昭和24年帰国。


1班のイベントは、どなたでも参加可能です。白馬村近辺にいらっしゃる方、ぜひご参加ください。
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○戦後65周年記念特別企画(白馬村)
8月中旬、高円寺・中野で好評だった、(株)ユニモト主催の戦後65周年記念特別企画が、明日8月29日(日)に、長野県白馬村で開催されます。
戦場体験放映保存の会全国キャラバン隊、信州・北陸チームの旅と合わせた企画です。
体験者の方と一緒に、保存の会メンバーや希望者の方々が東京から旅をして参加します。

戦後65周年記念特別企画
日本とアジアの戦争記録映画と戦場体験者の声を聴く


◎8月29日(日)
会場:白馬村ふれあいセンター 2F学習室

●第一部(入場無料)
12:30 開場
13:00~14:20 『ニューギニアに散った16万の青春』

●第二部(入場料:1,000円)
14:30~15:30 シンポジウム「テーマ:戦場を語り継ぐ」
体験者の方:
◆猪熊得郎さん(82歳、陸軍特別幹部候補生第一期、航空通信兵、満州→シベリア抑留)
◆安田誠さん(87歳、第四航空軍司令部、航空通信兵、フィリピン・ルソン島)
15:45~16:45 新作映画『続・語らずに死ねるか』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

※白馬村保健福祉ふれあいセンター
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
JR大糸線「白馬」駅より約300m


◆◆お問い合わせ◆◆
03-3314-7021(ユニモト 吉丸・長尾)
当日のお問い合わせは以下へ
090-4700-7835

(株)ユニモトのブログ告知ページ:
http://katarazuni.blog20.fc2.com/blog-entry-278.html
明日8月28日(土)より、全国キャラバン信州・北陸チームの旅が始まります。

8月28日(土)の日程
別働隊が出て、3組で動きます。
取材場所:長野県佐久市

●1班
佐久市協和収録会 2名の体験者の方
収録会会場:体験者の方のご自宅
体験者の方
◎満蒙開拓義勇軍、満州黒河省から20年3月第一次八河開拓団へ、終戦後シベリア抑留
◎686連隊歩兵・北安省、満州黒河省から20年5月令七志願兵、4年間シベリア抑留

●2班
佐久市猿久保収録会 2名の体験者の方
収録会会場:佐久市創造館 202・203号室
体験者の方
◎トラック島
◎シベリア抑留

●3班
取材場所:佐久市塚原及び近辺
体験者の方のご自宅での個別取材
体験者の方
◎満州警察官、シベリア抑留昭和24年11月末に帰国
もう1名の方調整中

長野県には4日間滞在しますが、この間、長野テレビの取材が入ることになっています。
また、全日程を回るリーダーの旅を中心に、キャラバン隊の様子を記録してくださる方をお願いしています。
長丁場、現地の方に協力いただいての取材、と盛りだくさんの旅です。

信州・北陸チーム、いってらっしゃい。
昨日のうちに、北海道チームの面々は無事に東京に戻ってきた模様です。
日付が変わったころに、22日から参加していた別働隊からも、報告が挙がっていました。別働隊は、場所が離れているためにリーダーが回りきれないところをフォローするために出ていましたが、もしかして3日間ぐらいで帰るかも?という可能性もありました。現地の新聞に取り上げていただき、反響があったため、最終日までびっちり聞き取りをして戻ってきました。
リーダーは、現地協力者の方としっかり交流を深めてきたようですので、今後も北海道での継続的な聞き取りが期待できそうです。本人もメーリングリストに書いていますが、たくさんの出会いがあり、充実した旅だったといえるでしょう。

体験をお話いただいた体験者の方、協力してくださった方々、大変ありがとうございました。
北海道チーム、お疲れさまでした。


※北海道チームの旅の間に、中国地方番外編等も入ったため、保存の会のメーリングリストに流れたものの、当ブログに挙げきれなかった報告もありました。
信州北陸チームの旅、東東北番外編等が無事終了して落ちついたころに、改めて紹介したいと思います。
8月25日(水)と26日(木)の北海道チームの様子です。
北海道チームは2手に分かれて行動していますが、7日間にわたって旅をしたリーダーの方からの報告です。

◆◆◆

先週の20日旭川から始まった北海道キャラバンも最終日です。

昨日の帯広で沖縄戦の体験者満山様を取材。ご自宅での取材が難しいとのことで、ちかくの公民館会議室を事前に借りていました。
帯広でも遠方の場所にあったので、釧路のKさんが宿泊していただいて、車で移動でした。
車中では、「抜刀隊」の音楽がかかり、戦場体験の話一色。
見渡す限り畑で、道は直線。北海道に来て初めてPCのモバイルの電波が入らず、Webで地図検索もできないので、少々迷いました。
近くにお店もなく、あるのはセブンイレブンが一軒。駐車場で豚どんのお弁当を買って食事。

満山様の体験は、沖縄地上戦のお話で、一方的に米軍の爆撃と砲撃に追われる話。退却を繰り返しながら、負傷者は自決を迫られ、満山さんも負傷をします。
8月15日の終戦を知らずに、10月まで山に籠もり、ある日目が覚めると米軍が数人覗き込んでおり、びっくりしてひとりを射殺をします。
残りの米軍は逃げて、死体をみると、武器を携帯していないことを不思議に思いながらも、反撃があるに違いないと身構えます。
ところが、死体を収容しに米軍がきてすぐに引き返し、日本人が洞窟に向かって「戦争は終わった」と告げ、ようやく戦争の終結を知り投降をしました。

戦争終結して米兵を殺してしまって、「裁判にかけられる」と覚悟をしていました。
ところが、米軍の指揮官が「戦争の終結を知らずにいたこと、そして、部下には洞窟に立ち寄らないことを命令していたにも係わらず、命令を無視して死んでしまったので、あなたが米兵を殺してしまったことは公式には不問のする」と、通常通り収容所に入りました。

本日は、午前中 北海道で戦場体験の聞き取りをしている簔口先生にお会いできました。本職は高校教諭で、北海道の戦場体験を聞き取りをしています。
お互いの活動の情報交換等もでき、先生からは「同じようなことをしている人がいるのは心強い」とのことでした。
映像では遺していませんので、体験者の方のご紹介や、文章として会に提供することは問題ないとのことでした。

午後は帯広から釧路に移動。釧路は、風が心地よく、秋のような気候でした。
満州で国境を警備していた山本さんを取材しました。
軍隊には志願をし、第3国境警備隊工兵から、127師団へ。127師団では挺身奇襲隊として、後方かく乱の訓練を受けます。
ただ、15人に4丁ほどしか銃は支給されず、飯盒ですら人数分ないなか吉林省八通河手で山の中に籠もり、ソ連軍の侵入には何も反撃できずに投降しました。
途中、日本に帰りたい一身で脱走をしますが、結局つかまってしまい、ウラジオストクに送られてしまいました。4年間の抑留生活を送り、無事に帰国できました。

1週間、旭川、札幌、帯広、釧路と戦場体験を聞きまわり、北海道に来なければ聞けなかった体験、お会いすることもできなかった人達と交流をもてました。
なかなか体験をすることのできない時間でした。
いろいろな方々のご支援でなんとか1週間を過ごすことができたことを改めて、御礼申し上げます。