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あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
イベントのお知らせが続きました。
あーすぷらざのイベント、高円寺・中野のイベント、ともに、主催者からお誘いいただいて、戦場体験放映保存の会がイベントの一部として参加させていただくものです。
戦場体験証言を中心に、時間に合わせて企画を考えています。

企画の形が決まると、これまで聞き取りを行った体験者の方に、講演の形で体験を語っていただけるよう、お願いをします。開催場所などを考慮して、この方なら、という体験者の方に相談するのです。
交通の便ということもありますが、体験者の方がお話にどのくらい慣れていらっしゃるかどうか、大勢の前で話してもいいと思われるかどうか、というのもポイントになります。ふだんビデオに収録しながらお話いただくときは、聞き取りのスタッフは1~3人ぐらい、公開収録会でも10人ぐらいまでですので、講演会形式となると、だいぶ勝手が違ってくるはずですから。

保存の会は、こういったイベント参加の他に、「こういうお話を聞きたいので、体験者の方を紹介してほしい」という相談を受けることもあります。マスコミの取材、外部企画、学生の研究の一環としての取材、等です。
こういう場合も、これまでの聞き取りの経験をもとに、「この方ならどうだろう?」という体験者の方に、「こういう話が来ているのですが」と相談します。

いつも、ビデオカメラの前で体験を話してもいいという方を紹介してください、と呼びかけていますが、保存の会が体験者の方を紹介することもある、というわけです。
戦場体験を残す、伝える、という活動を独自に行われている方・団体と協力し合って、お互いプラスになれば幸いです。

どのような場合も、体験者の方との信頼関係が第一です。
ご紹介いただいても、体験者の方ご本人が「やっぱりやめる」とおっしゃれば無理にとは言えません。また、体験者の方を紹介してほしいというリクエストにも、必ずお応えできるとは限りません。
ご紹介いただく場合も、紹介してほしいとのご相談を受ける場合も、保存の会の活動、「無色・無償・無名」の3原則をご理解いただくことが大前提となります。
全国キャラバン隊のリーフレット第1弾は、全国各地の戦場体験者の方を探すことを主な目的につくられています。
そのため、下から3分の1の部分は、軍歴表ハガキになっているわけです。

このリーフレットを、保存の会の会報といっしょに、会員の方々に郵送しました。
「お知り合いの戦場体験者の方に渡して、聞き取りOKならハガキをかいてもらってください」という意味なのですが。
保存の会には、元兵士会員の方もたくさんいらっしゃいます。
そういう方々は、このリーフレットをご覧になると、ご自分の軍歴を記入して送り返してこられる例が多数。
元兵士会員の方は、すでに元兵士名簿に登録があり、軍歴表もいただいている場合がほとんどなのですが、その方が、軍歴表ハガキを書いて送ってこられるわけです。

これは、リーフレットを作るときには想定しなかったことでした。
確かに、リーフレットを手に取られた方にご記入いただく仕様になっていて、そこは間違いではないのですが。
「リーフレットを、知り合いの体験者の方に渡してください」というところが、伝わりにくかったかもしれません。
会報「史料館つうしん」には、「同封のパンフレットをお知り合いの方に配ってください。必要な枚数お送りします」という記述がありますが、リーフレット単体をご覧になった方が、「これを他の人に配る」という発想をまったくされなくてもおかしくはないです。特に、ご自身が元兵士の方は、軍歴表をアンケートのような感覚で受け止められたかもしれません。
実際に反応があって初めて気づくこともあるものだ、と、思ったのでありました。

おそらく、発送するときに最初からリーフレットを3枚ぐらい入れておけば、誤解はだいぶ減るのではないかと思われます。
が、その分重量が増しますので、送料が高くなるという問題があります。
追加で何枚ほしい、というご連絡をいただいた場合は、保存の会事務局が送料を負担して送っていますので、改めて送料がかかるのは確かです。が、最初から何百通という封筒を重くするより、心当たりのある方のリクエストにお応えして送る方を選んでいます。
会員の皆様からいただく1000円の年会費で運営している以上、費用対効果はシビアに考える必要がありますので。

周りの方に呼びかけていただくためのチラシ類の送り方は、今後もう少し工夫することが必要かもしれません。
何かお気づきの点・ご意見・ご提案等、保存の会までお伝えいただければ幸いです。
各地の師団(地図)

ホットライン準備中のある日、「全国の師団一覧のようなものをブログに載せるのはどうでしょう?」という話をしていたところ、保存の会の元祖メンバーが、「そういえば、昔そんな地図を作った」と一言。
その辺をがさごそとやって、発掘されたのがこれです。
いろいろな歴史文献を参考に、がんばって作ったものの、いつの間にか忘れ去られていたのだとか。全国キャラバン隊のおかげで、日の目をみることができました。

枠の中の都道府県:師団の編成地
各師団の右の地名:その師団が最終的にいた場所

もとはA3サイズですので、スキャンしてブログにアップできるサイズまでサイズを落とすと、文字が見づらくなります。(もとのデータも、探せばあるはず、とのことですが)
今後すこしずつ、この地図の中身を、地域ごとにまとめていこうと思います。

特に陸軍の場合、個人の本籍地を元に師団を編成していますので、復員後故郷に帰られた方は、師団の編成地にいらっしゃることが多いと考えられます。
首都圏での取材では、各地の師団の方にはなかなか出会えません。そういった、ふだんお会いできない地方の師団の方のお話をうかがうことが、全国キャラバン隊の大きな目的の一つです。
また、できれば、各師団の本部跡地にも立ち寄ろうと考えています。

皆様の地元にはどんな師団があったのか、この機会に調べてみられませんか?
キャラバンの予定が立った時点で、「この師団の方を探しています」と呼びかけることもあるかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
映画「語らずに死ねるか!」の制作元(株)ユニモトが、この夏、上映会を開催。
この映画の共同制作をした戦場体験放映保存の会も、このイベントに参加することになりました。

■「日本とアジアの戦争の記録映画上映と戦場体験者の証言を聴く」

場所:
◯8月9日 座・高円寺2
◯8月10日から8月13日 中野ゼロ 視聴覚ホール。

映画「語らずに死ねるか!」と、ドキュメンタリー映像製作の重鎮だった故牛山純一氏の戦争記録映画の上映と、元兵士の方々の体験講演です。
戦場体験をテーマにした展示も予定されています。

戦後65年、全国キャラバンで全国を回りつつ、首都圏でも盛り上がります。
現在、全国キャラバン隊の計画と並行して、打ち合わせが進んでいます。
詳細が決まりましたら、随時、またお知らせします。
イベントの準備の状況は、ユニモトのブログでご覧いただけます。

(株)ユニモトのブログ
http://katarazuni.blog20.fc2.com/
戦場体験放映保存の会が、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)の企画展「微笑を浮かべて」の関連イベントに参加します。

■ドキュメンタリー映画「語らずに死ねるか!無名の元兵士たちの声」とトーク

6月27日(日)
14:00~ 映画「語らずに死ねるか!」上映
15:00~ 戦争体験の語り継ぎ:猪熊得朗さん

7月3日(土)
14:00~ 戦争遺跡写真&トーク:安島太佳由さん(写真家)
15:00~ 佐藤孝則さん(戦争体験者)&安島太佳由さん

会場:プラザホール(あーすぷらざ2階)

入場無料です。お気軽にご参加ください。
イベントについての詳細は、あーすぷらざホームページ「講座・イベント情報」に掲載されます。

あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)
〒247-0007
横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
TEL: 045-896-2121
JR根岸線「本郷台」駅そば
HP http://www.k-i-a.or.jp/plaza/index.html