あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
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65年前の私たちの戦場体験を放映保存する
元兵士の連絡所


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電話 03-3916-2664
※戦場体験史料館開館時間=火・木・土・日・祝日の10時~17時
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     戦場体験史料館内・元兵士の連絡所

戦場体験史料館までの道順
2017年度の始まりに、保存の会事務局から、メーリングリストにメールが流れました。
今年度の活動についてのまとめです。
一応、公式のお知らせですので、転載しておきます。

◆◆◆

皆様へ

4月1日です!
総会の後すぐに沖縄キャラバンだったこともあり
総会のご報告をしておりませんでした。

詳細は4月下旬の「史料館つうしん」で今回のキャラバンと併せて
ご報告しますが、新年度の予定を御紹介します。

◆全国茶話会イベント◆
昨年好評だった、「戦場体験者と出会える茶話会」イベントを
テーマや場所も変え全国で開催します。
すでに幾つか日時や場所が決まっています。

〇沖縄戦展&沖縄戦・南洋戦体験者との茶話会
 6月23日(金)~25日(日) 東京・浅草公会堂
  今回のキャラバンでお目にかかった方々にもお越しいただき
  従来の沖縄戦展に加え、戦災孤児の体験、戦後未補償問題など
  紹介したいと思います

〇戦場体験者と出会える茶話会 “全国ツアー”
 8月10日(金・祝)~13日(月) 仙台・エルパーク仙台
 9月 9日(土)~10日(日)    福岡・福岡市市民福祉プラザ
 10月上旬の週末2日間 大阪・京阪電車なにわ橋駅(予定)
 11月末 東京・浅草公会堂(予定)
  各地の体験者の方々にお世話になりますが、東京から参加の話も出ています
  同時開催の展示では、 これまでの聞き取りや各地の活動の紹介、
  寄贈いただいた写真・物品・手記などを展示します

◆戦場体験記録の収集◆
〇戦場体験の聞き取り収集
 全国各地での聞き取りはこれまでどおり。ぜひ体験者をご紹介ください
 「沖縄・民間人被害者の会」の方々の聞き取りは今回だけでなく続きます

〇介護施設への企画提案
 お話を頂ける方が少なくなってきている現状があります
 「体験聞き書き」や「茶話会」などの活動を介護施設へ提案します
 高齢女性の戦時下のお話も聞いていくことになるのだろうと思います
 中之島のシンポジウムに出て頂いた、高知県の長老大学への訪問も出来ればと思います

◆戦場体験史料館・電子版の拡大
 ここ数年電子版の拡大がイベントの後回しになってしまっています
 担当者を変更し、今年度中に累計300名の掲載を目指します

◆交歓会◆  7月、3月
 このハードスケジュールですが、東京の体験者の方が集まる機会が11月までないので
 夏に一度交歓会をやろうという・・・

◆展示パネルの貸し出し◆
 無料(送料のみ負担下さい)で行います
 15年戦争編、沖縄戦編、それぞれ証言パネル、写真パネルがあります
 リストを作っているので興味のある方はお問い合わせください

御覧の通り、今年度は今までで最もイベント回数の多い1年となります。
年々エスカレートしている感があるのが恐ろしいところですが実りある1年にしたいと思います。
同時に予算的にはかなり厳しい計画です。
日常的にはケチケチ運営になると思いますが、ご理解、ご支援のほどよろしくお願いします。
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中之島証言集会1週間前。
東京では日比谷公会堂での証言集会を4回成功させていますが、関西圏の方々にはあまり馴染みがないと思いますので、保存の会のこれまでの関西地区での活動を紹介します。

◆2004年12月~2009年
保存の会設立から、第3回あの戦場体験を語り継ぐ老若の集い(日比谷証言集会)のころまでです。
元兵士から元兵士への呼びかけが行われたところ、体験を語りたいという元兵士の方々からの連絡が全国から届きました。
ボランティアとしての協力者も、北海道、大阪、長崎等にできて、聞き取りを行っていました。
大阪には特に熱心に聞き取りを行っていた若い人たちがいました。聞き取りのための勉強会も開いたと聞いています。
ご本人たちの仕事が忙しくなった等の事情で、現在は現地の「支部」のような関わり方のメンバーはいません。
「第3回あの戦場体験を語り継ぐ老若の集い」の若手の部に、関西在住のいしとびたまさんにご登壇いただきました。ドキュメンタリー映画『帰還証言~ラーゲリから帰ったオールドボーイたち~』の発表ごろからお世話になっています。

◆2010年~
2010年から、いわゆる全国キャラバン(正式名称は、「あの戦場体験を放映保存する老若の全国キャラバン隊」)が始まりました。
関西にも、キャラバンがお邪魔するようになりました。
公開収録会のようなものも行ったことがあります。

◆2013年9月
「戦場体験・百人展in大阪」を開催。
このときはまだラミネート加工した手作り感あふれるパネルでしたが、100名の戦場体験を一挙に展示する展示会は関西でも目新しいものだったようです。
「こんな企画をまっていたんや!」という熱い反応をいただきました。
翌10月には、百人展の来場者の方を中心に、大阪キャラバンを行いました。1人だけのミニキャラバンが多くなりつつある頃でしたが、このときはちゃんとキャラバン隊を結成してまとまった期間展開しました。
そのときに証言を収録させていただいた方々が、今回の中之島証言集会にも大勢登壇してくださることになっています。
このときの活動で、立命館大学国際平和ミュージアムにもご縁ができました。

◆2016年6月
「沖縄戦展」を開催。
約50名の沖縄戦体験者の方々の証言パネルを展示しました。
今度は、文字通りの「パネル」です。ちゃんと加工してあり、貸し出しにも対応できるようになりました。借りたいというお話も実際いただいております。
百人展の時より、1枚1枚をじっくり読んでいかれる方が多かったという印象です。
関西在住の沖縄戦の体験者の方、ご遺族の方との出会いもありました。早速中之島証言集会に登壇してくださる方もいらっしゃいます。

戦場体験の聞き取りを行うキャラバンのみならず、それをパネルにした展示会も全国展開するようになりました。
まずはスタッフの集まりやすい東京で開催しますが、だいたい東京でやると1か月後には、次は大阪で、という話になっています。
百人展、沖縄戦展、中之島証言集会、どれもそんなかんじです。
それぞれのイベントでの出会いから、地元の方々といっそうつながっていければと思っています。

まずは中之島公会堂での「第5回あの戦場体験を語り継ぐ老若の集い」、よろしくお願いいたします。
戦場体験放映保存の会公式サイト「戦場体験史料館・電子版」に、沖縄戦特設ページが開設されました。
沖縄戦展in大阪直後、6月23日の沖縄慰霊の日に合わせたスタートです。

こちら↓から直接特設ページを開けます。
http://www.jvvap.jp/exlist_okinawa.html

沖縄戦展で展示したパネルをほとんどご覧になることが出来ます。
パネルはかなりのダイジェスト版です。証言の全体をもっと詳しくまとめた詳細ページ(こちらは通常の証言者ごとのページです。)も随時整備していきます。

展示で壁に貼ってあるものを全部読むのは大変という方、こちらをごらんください。
展示パネルの貸出も行っていますので、ご希望の方は戦場体験放映保存の会事務局までお問い合わせください。
もとのパネルはA2縦サイズです。
保存の会の2016年度の予定で、展示イベントがいくつか計画されています。
これまで、「百人展」「沖縄戦展」を開催してきて、一応基本のパネル展示の形は整いました。百人展の場合、最初は紙に出力してラミネートしたパネルだったのを、ちゃんとした展示用のパネルに仕立て、貸し出しにも対応できるようになっています。

しかし、収録した証言映像そのものを、展示に十分生かすところまではいっていません。
2011年に初めて行った百人展では、各コーナーにDVD再生機材を置いて証言映像の一部を視聴できるようにしていました。
沖縄戦展では、ガマで収録したときの映像をイメージ的に流す形で展開しました。
これまでの展示イベントは、あくまで証言パネルを読んでもらうことをメインにする意図があったのは確かです。
が、やはり戦場体験を放映保存するという会ですので、放映の機会をできるだけ持つ必要があるでしょう。

そういうこともあって、2016年度の展示イベントからは、パネルごとに証言映像を視聴できるように整備しようという話が出ています。
パネルになっている方々の証言全体を網羅する証言概要(パネルより文字数の制限がない)と証言映像を「戦場体験史料館・電子版」に置いて、展示会場からそれぞれの携帯電話等から見られるようにコードを設定するという案です。展示イベントと同時に「電子版」を拡充する作戦でもあります。
この辺りまでが、1月の拡大事務局会議で話し合われたということです。

実際どういう設定になるのかどうかはこれからさらに詰めていくことになりますが、まずはミニDVテープの映像をネット掲載可能な形に取り込む作業と、フルバージョンの証言概要をまとめる作業に早々に取り組みます。
2015年度前半を振り返ったところで、2015年度後半について。
実はまだまとまっているわけではなく、今月発行予定の『戦場体験史料館つうしん』第20号に載ってくるだろうかというくらいですが、おおざっぱなやることをまとめてみます。

○キャラバン
・長野:昨年の「百人展in長野」でお会いした体験者の方々の聞き取りがほとんどできないままとなっているので、改めてお邪魔したいと思います。
・日比谷証言集会にお客さんとしていらっしゃっていた体験者の方々の聞き取りを行います。
・これまでのラジオ出演等でご連絡をいただいた方々の聞き取りを行います。

今年度前半、イベント続きで、聞き取りのペースが落ちていたので、後半は聞き取りに力を入れます。

○戦場体験史料館・電子版の充実
・証言概要掲載促進。沖縄戦展でパネル化した方々等、さらに掲載していきます。
・サンプル映像の公開について検討。いずれ収録した映像を全て公開することを目指していますが、まずは短めのものを公開する方向で、やり方を考えます。決まり次第、順次公開していきます。
・これまでご提供いただいた絵画や実物資料について紹介するコーナーを整備します。

本来、今年度は「史料館充実の3ヶ年」の最後の年にあたります。
イベント等行っていく過程で、優先すべき内容が変わるというのか、「まずこれをやった方がいいのでは?」という内容が出てくるということがあって、整備の流れの方向性はときどき見直すことになっています。
何も変わっていないようでも、背後ではいろいろ考えたり話し合ったりということは続いているのです。が、やっぱり広く見ることのできる部分が何も変わらないのはよろしくないので、今年度後半は史料館・電子版の充実を具体的に「これだけ増えました」「使いやすくなりました」といえるように進めます。

○新しい形の聞き取りの試み
・戦場に至る前、戦場から帰ってからの部分をもっと長く詳しく聞くような聞き取りを始めてみます。
「始めてみます」というくらいで、今年は本当に始めるところあたりまでを想定しています。
「史料館充実の3ヶ年」の後に本格的に取り組むことになるのではないかと思いますが、その前の総会までに何例か試みておきたいということです。
・養老施設との連携の模索。シンポジウムの内容を受けて、戦場体験の聞き取りに新しい意味を乗せるといったことなのですが、これも年度内は「始める」ところぐらいまでだろうと思います。

この辺りは、第2部シンポジウムのテキスト化を進めつつ、検討していくようなタイプの内容です。
今年度は、できれば何例かやってみるところまでいければ、というくらいで考えています。


後半は、普段やっていることに再び力を入れる一方、けっこう目に見えてはわかりにくい内容が入ってきます。
正直わかるように表現する自信が私にもありませんが、何やっているかというのを随時お伝えしていくというのはがんばりたいと思います。