あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
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元兵士の連絡所


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戦場体験史料館までの道順
中之島証言集会のまとめのようなメールが、保存の会事務局メンバーからメーリングリストに流れました。
内部向けではありますが、準備段階から当日までの状況がぎゅっとまとまっているので、転載したいと思います。
今後、保存の会会報『戦場体験史料館つうしん』で改めて全体の報告がなされる予定です。

◆◆◆

皆様へ

MLには何のご報告もせず申し訳ありません。
アンケートや会計の整理をしながらようやく日常生活を取り戻しています。

****************
集会は650部用意した配布物をほぼ配り切る盛況で(1階席800の会場)
かなり心配していた台風による雨も終了後ぽつぽつ降り始める幸運
160部というアンケート回収の多さと(しかもどれも自由表記もしっかり書きかれている)
10数万円を超えたカンパが、集会の反響の大きさを強く反映していると思います。
(ブログ係注:戦場体験を記録する活動に対してのカンパをいただいています。)

大阪開催の話が出た時は、体験者を10人かき集める事は出来そうかなと
実施の方向に踏み切りましたが、結局15名の方にお話をいただくことも出来ました。
地元の大阪、兵庫、奈良、和歌山に加え、西日本大会らしく鹿児島、鳥取からも。
鹿児島の坂上さんは台風で来られなくなるのではないかと心配したら
なんとそれを恐れて前々日入り、5分間の出演なのに申訳ないことです。

また予告記事が毎日新聞割と早く出たのですが、
それを見て私も15人に入れないかと熱烈な立候補のお電話も・・・。
平均年齢が90歳に下がってしまうなどと呟きつつ、もちろんお受けしたら
翌々日には原稿が届きました。
そして日比谷で開演のモールスを打って下さった瀬戸山さんからも
「今年は大阪って見てドキッとしたんだけど、僕は中之島に行かなくていいの?」
いつもお世話になっている藤原重人さん、司会をお願いした中島さんと
3人新幹線で前日入りしていただきました。

登壇者の方々が原稿の推敲にかけたエネルギーは多分これまでで一番。
初稿から具体的で歯に衣着せぬ原稿が並んでいましたが、限られた時間をどう使うか
多くの登壇者がお手紙やFAX、電話にメールまで使って校正を繰り返すので
配布する原稿集の作成作業は砂上の楼閣のよう・・・
結局印刷だけして大阪に持ち込み、
私は大阪駅近の市民学習センターで紙折り機を借りるはめに。
前夜、宿の和室で人海作戦、合宿のように帳合作業をやりました。
(ちなみに中之島公会堂は物販をしたら会場使用料が倍ということで
原稿集を来場者全員に無料配布させて頂きました。太っ腹!)

この体験者の方々のエネルギーは確実に来場者にも伝わったようで、
アンケートからも90前後の生の声に初めて触れた驚きや感動が並び
特に若い方々の回答には今後話を聞いてみたいという
一方で、会場に元兵士が足を運ぶことはさすがに難しくなったようですが
「2部のパネリスト城戸久枝さんのお父様(残留孤児)の体験に涙が流れた
孤児として引き揚げた体験を話したい」との回答も。
実は、城戸さんが出演されることもあり、残留孤児や民間人の引き上げの体験を
1部で紹介できないか関西の体験者を探していたのですが事前には見つからず
それが会場にいらしていたとは! しかも今回空白の滋賀の方でした(笑)。

****************
2部の方は、日比谷のシンポジウムの流れを受けての実践集編。
「あなたもできる!身近な体験談の聞き歩き」と題し、
大阪では日常活動がないので来場者が翌日から取り組めるような手掛かりをと
家族での聞き取り(ノンフィクションライター・城戸久枝さん)、教育現場での聞き取り
(功刀弘之先生・沖縄県立名護商工高校教頭・沖縄県立平和記念資料館学芸員)、
介護施設での聞き取り(太田翌花さん・介護施設「長老大学」介護員兼生活相談員)
の事例を話して貰いました。

特に高知県の介護施設「長老大学」がレクリエーション時間を使ってやっている
聞き書きの取り組みには、多くの反響が寄せられました。
生活史全般の聞き取りなのですが、結果かなりの頻度で戦争のお話は出てくるとのこと。

僻地で介護施設に選択肢がないだけに、逆に「輪投げ」や「塗り絵」では
介護施設に行かないというお年寄りに家から出てきてもらうために
この取り組みが生まれたというお話が興味深かったです。

また功刀先生が、観光コースの生徒たちと実習時間を使って行っている
沖縄戦の聞き取りの取り組みは、丁度集会翌日が小中学校に出向いての
初めての発表会だそうで、原稿を書かせて推敲してとどこぞと似たような状況。
「功刀先生のエネルギーが何とも」(笑)とアンケートにあったとおり
先生のキャラクターによって動いているところが大きいのは確かなのですが
逆に一人がその気になれば巻き込まれて周囲も行政も意外と動いていくものだと
やたら元気をばら撒くお話でした。

2部の模様は近く文字おこしを進めますのでしばらくお待ちください。

****************
なお集会の模様はパネリストの「長老大学」のブログにも詳しく紹介いただいてます。

http://chouroudaigaku.hatenablog.com/entry/2016/09/13/091506
(会のHPでこれを出来ていないのがまずい・・・)

またそこでも紹介いただいていますが、集会翌日、地元の毎日放送(ラジオ)の番組で

1部の証言の音声の一部や会場インタビュー、2部パネリストの城戸さんのインタビューを

聞いて頂くことが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=QZgm0l2suNs
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中之島証言集会から1週間がたちました。
調整中だった反省会の日程が決定。

9月19日(月・祝)14:30~戦場体験史料館にて。
反省会後、そのまま打ち上げに突入となります。

関係者の予定を考えた結果が敬老の日というのも、保存の会らしいというのか。
中之島証言集会に一緒に行ってくださった体験者の方々は、お若く見えるので、普段はあまり敬老されていない(むしろしている場合もあったり)と思いますが。
昨年の日比谷証言集会からほぼ1年というところで、中之島証言集会を振り返ることになりました。

これをやって、一区切りとなります。
が、早速次も控えています。

お疲れ様でした、というところで、今後につながる話になるでしょう。
中之島証言集会からまだ1週間たたないことが不思議な今週。一方ではまだ余韻にひたっているメンバーもいるのかもしれませんが。
今のところ反省会の連絡が来ていないので、反省するのは日比谷証言集会1年後ぐらいになるのでしょうか。
反省会を過ぎないと、諸々決まらないものでありますが。

第1部、第2部とその準備を経て、それぞれの頭の中には次の展望が浮かんでいるようです。
第1部からの展開は、これまで通り聞き取り重視しながら、12月の展示会につながるテーマが出て来そうです。
第2部シンポジウムのほうが、より大きな変化をもたらすものとなりそうなのは、昨年同様というのか、昨年の続きというのか。
質疑応答ができなかったこともあり、パネリストの方々には、アンケート他書面(とにかく文字になっているもの)での質問等を受けていただくということが、会場で提案されました。
来場者の方から後日質問が届いたら、パネリストの方に届けるということになっています。
参加できなかった方々は、当日の模様が公開されるまでお待ちください。
昨年は、『戦場体験史料館つうしん』に日比谷証言集会第2部シンポジウムの模様をけっこう詳しく掲載しました。今回もそれは行う方向です。
動画または音声については、手が回り次第というかんじです。
今回は、パネリストの方々も、ご自身の活動を広く知ってもらいたいという思いをお持ちのみなさんでしたので、できる限り広めたいと思っているところです。

そして、今後、シンポジウムのような企画(ここまで大規模でなくても証言集会とセットもあり)をどうやっていくかということについても、何やらビジョンが出てきているようです。
来年度(もっと早いこともあり得るのか?)は、老若による多彩な展開がみられるのではないかと思います。・・・・・・いや、すんごい大変なんですけどね。
中之島証言集会では、登壇者の方々の略歴というより、原稿集を、来場者の方々への当日資料として配布しました。
結局のところ、略歴をまとめるほうが、聞き取りのテープ起こしをしたりして時間が足りないというのはあります。
しかし、みなさんやっぱりぎりぎりまで原稿に手を入れられたので、大阪に入って本番前夜にみんなで帳合という、ぎりぎりなことになっていました。
結局、登壇者の方々はほとんどが本番ではさらに付け加えてお話されていましたので、先に原稿をご覧になった方は状況がおわかりになったのではないかと思います。
そんなこんなで、毎回時間が押すわけなのです。

この原稿集、全員に配布ということは、今回来場者をカウントする役割も担っていたことになります。
結果ですが、650部つくっていたのが、すっかりなくなりました。
足りないという苦情は聞いていないようなので、だいたいこのくらいが来場者数とみてよいのではないでしょうか。

中之島証言集会に参加できなかった方が原稿集がほしい場合については、まだ方向性が決まっていません。(実は、昨年の日比谷証言集会の原稿集についても、手続き上の問題で足踏み中です。)
もしかしたら、ネット上で見られるようにするのかもしれませんが、未定です。
当日の模様は、音声なり動画なりを公開できればという方向ですが、そちらもけっこう時間がかかると思われます。

何しろ次のイベントの準備などもありますし、来場者アンケート(特に第2部のパネリストの方への質問など)への対応もありますので、見通しが立てにくいのですが、何か決まりましたらまたお知らせしますので、気長にお待ちください。
中之島証言集会、会場に取材が入っており、開催されたというニュースが取り上げられたメディアもあるようです。

○大阪日日新聞 9月5日(月)朝刊
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160905/20160905019.html
地元紙に、開催翌日に掲載されました。
体験者の方数名の証言を紹介、実行委員長の話も少し入っています。
個人的に、この記事、いい写真だなあと思いました。

○琉球新報 9月5日(月)
こちらは、ネット上で個人が記事をまとめられているページで見たのですが、記事そのものは琉球新報のサイトでは発見できませんでした。
第1部のトップバッターは沖縄戦を体験された元兵士の方でしたし、第2部シンポジウムに沖縄から名護商工高校の功刀教頭先生をお招きしていましたので、沖縄でも気になる内容ではあったと思います。

その他は、ネットでは発見できませんでした。新しくわかったらまたお知らせします。

ネットで検索してみると、参加されていた方々の日記もいくつか見つかりました。
お越しいただき、また感想を書いていただきありがとうございました。