あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
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65年前の私たちの戦場体験を放映保存する
元兵士の連絡所


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     戦場体験史料館内・元兵士の連絡所

戦場体験史料館までの道順
ひとまずの告知記事です。
公式の紹介が出たら、改めて紹介します。チラシ表面はポスターのまま使用しています。

◆◆◆

「地元の戦場体験者と出会える茶話会」in仙台

茶話会2017仙台 表 茶話会2017仙台 裏

【日時】
8月11日(金・祝)~13日(日)
茶話会:10:00~16:00
展示:10:00~17:00

【会場】
エルパーク仙台・ギャラリーホール

【入場無料】

<茶話会とは>
体験者の方とボランティアが会場内のテーブル席で皆様をお迎えします。ご自由に体験者の方とお話しください。1時間ごとに休憩を挟み、席を移ります。

<当日来場予定の方々>
◆仙台空襲◆陸軍特攻◆満州・戦車への爆雷攻撃◆中国・衛生兵◆満州・鉄道兵◆占守島・少年戦車兵◆中国・歩兵◆シベリア抑留◆ラバウル・整備兵◆主計兵◆隼操縦士 など

同時開催
戦場体験キャラバン展

◆北海道から沖縄まで、約30名の証言パネル展示
◆当時の貴重な写真
 アッツ島玉砕8日前までの写真集
 戦死した二人の兄が残した写真集
 日中戦争に従軍した兵士の写真集など
◆戦地の記憶を描いた絵
 沖縄・座間味島での集団自決の記憶
◆戦地から持ち帰った品物
 シベリア抑留を過ごした外套
 2年間着たきりだった軍服と下着
 南方から持ち帰ったマラリアの特効薬と糸巻き
 砲弾の破片、飯盒、水筒、脚絆、鉄帽など
◆全国で出会った戦争体験を伝える活動のご紹介

など

【主催】
戦場体験放映保存の会
http://www.jvvap.jp/

【後援】
仙台市
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「地元の戦場体験者と出会える茶話会」in仙台、タイムスケジュール確定の連絡はまだありませんが、先日の会議資料より、ひとまず参加予定の体験者の方々を紹介します。
体調面、交通手段の確保の関係で不確定な部分もあります。

◆遠藤明さん(92歳)宮城県白石市
陸軍 独立歩兵第6大隊 中国・山西省
◆太田信さん(93歳)宮城県仙台市
陸軍 主計兵 内地
◆小田英孝さん(89歳)山形県東根市
陸軍 戦車第1連隊 占守島
◆後藤東陽さん 宮城県仙台市
陸軍 東部22部隊 内地
◆佐藤寿助さん(92歳)宮城県仙台市
陸軍 鉄道第2連隊 満州、内地
◆佐藤政俊さん(91歳)宮城県仙台市
海軍 第501海軍航空基地隊、第8特別陸戦隊 ラバウル
◆瀬川満夫さん(84歳)宮城県仙台市
旧制中学1年生の時、仙台空襲を体験
◆関利夫さん(93歳)埼玉県
陸軍 飛行第77戦隊、第17錬成飛行隊 南方広域
◆高橋清光さん(92歳)岩手県盛岡市
陸軍 公平第123連隊 満州・孫呉
◆豊田力男さん(93歳)宮城県仙台市
海軍 第5航空戦隊空母「翔鶴」、洲崎海軍航空隊など
◆中島裕さん(91歳)東京都
陸軍 第39飛行場大隊 満州・牡丹江
◆本郷勝夫さん(93歳)宮城県仙台市
陸軍 第13師団第1野戦病院 中国
◆八巻巌さん(91歳)宮城県仙台市
陸軍 特別攻撃隊・神鷲第125隊 内地
◆藤原重人さん(92歳)埼玉県
陸軍 第27師団支那駐屯歩兵第3連隊 中国中南部
昨日7月20日(木)、南洋戦国賠訴訟の高裁での最終弁論が行われ、結審、ということで、保存の会の一部メンバーが行っていました。
前後に仙台に訪れる中の強行軍です。

保存の会公式twitterにもつぶやきが出ていますので転載します。


先日の茶話会でお世話になった沖縄戦国賠訴訟団の、今日は高裁結審。原告席を沖縄戦の、傍聴席を南洋戦の体験者が埋めた。戦争孤児が何人もいる法廷。人的被害や物的被害、補償の例えば東北大震災との比較、年を経てなお発症するptsdについて。意欲に溢れる最終弁論だった。判決は11月30日


しかし、これに関してのニュースを検索したのですが、まったく見つかりませんでした。
4月の那覇地裁の結審は「10秒で棄却」というような記述をちらほら見かけたので、検索の仕方がそんなに悪いということでもないと思うのですが、どうなのでしょう?

3月の沖縄キャラバンのころは、戦場体験証言が「私はとても話せない」という方に自信をつけていただくお手伝いにもなっていた感がありました。
幼いころに家族を亡くして孤児となった方々は勉学の機会が著しく奪われたため、理路整然と伝えるということをいっそう困難に感じられる場合が多々あるようです。
それを乗り越えての弁論。
乗り越えるということをしなければならないという状況も問題であるはずなのですが。

11月に判決が出るということです。
「沖縄の戦争展」から始まった今年の保存の会の「茶話会キャラバン」が終わったところで判決となるタイミングですが。
その間に、どのような展開となるのか、今後も注目していくことになります。
何かとお世話になっている、長野の信州戦争資料センターが、今年も展示をやるそうです。
今年は、3期にわたり、それぞれ違うテーマの展示を展開。
会場も、長野県内3か所巡回という形です。ここも、いよいよキャラバンの様相になってきました。

「空気」というところの説明が難しいので、説明は信州戦争資料センター公式HPから転載させていただきます。

信州戦争資料センター「戦時下ノ空気展」

第1期 ゼロ戦パイロットの時代 7月29日―8月12日 長野市権堂町、長野相生座・ロキシー
 2016年に99歳で亡くなられた長野市出身の元ゼロ戦パイロット、原田要さんのドキュメンタリー映画「原田要 平和への祈り」の上映に合わせて、ロビーで映画に出てくる所蔵品を中心に、原田さんの生きた時代の「空気」を伝えます。

第2期 満蒙開拓の時代 9月18日―10月8日 長野県下伊那郡阿智村、満蒙開拓平和記念館
 満州事変の勃発から民間による開拓の開始、国策による開拓団や青少年義勇軍の創設、引き揚げなどの資料を展示します。記念館の展示と関連し、やわらかな日差しが差し込む会場でその時代の「空気」を感じていただければ幸いです。

第3期 情報伝達媒体 12月8日―12月10日 長野市南長野新田町、朝暘館ギャラリー蔵(朝暘館荻原書店内奥)
 日中戦争勃発から敗戦まで、当時の情報伝達媒体によってどんな情報が伝わり「空気」を形成していったか。当時のラジオや関連品、新聞や雑誌、国の情報誌「週報」「写真週報」などを並べて、戦時中の情報空間の一端をお伝えします。

信州戦争資料センターHP
http://sensou184.naganoblog.jp/
昨日の日野原重明先生の訃報は、やはり衝撃でした。
100歳を迎えられたころ、110歳までは生きて、日本が本当に平和になるのを見届ける、と語っていらっしゃるのを読んだことがありました。
達成していただきたかったのですが。

日野原先生が始められた新老人の会、熊本支部は、平和活動にとても熱心で、保存の会も熊本大分のキャラバンのときにはお世話になっています。
東京くんだりから何かやりにいく必要などない勢いの活発さで、保存の会としても熊本・大分は遠くから応援していようというかんじでいたところがあります。昨日の記事を書きながら、そういうことを思い出していました。
災害続きのところに、私が感じたどころではない衝撃だったのではないかと思います。
今後も、こちらの皆様がたの活動を尊敬し、応援していきます。遠くから。・・・ですが、近くに行く機会もあるわけですので、何かあれば声をかけていただければ、というところです。

戦後72年。
ハレー彗星と、戦争の苦難を忘れる時間とを重ねた表現もあるようですが、確かに、正念場を迎えているのがさらに実感として迫ってきました。
実は、おととい、会議の後残ったメンバーで、仙台での「百人展」の頃は元気だった方々を思い出しつつ、「誰が長生きするのかわからないものだ」という話をしたところでした。

日野原先生のご冥福を祈りつつ、先生が見ることのできなかったあと5年後に向けて、あの大戦の記憶・記録を残すということに関して何か誓いを立てなければならない気持ちになっています。