あの大戦から65年。その時兵士だった方々の体験をビデオに残そう。保存の会発全国キャラバン隊の歩み。
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昨日速報でお知らせしましたが、6月23日(金)~25日(日)開催の「沖縄の戦争展」、初日の夕方には、「ナイトセミナー」を行います。
この「ナイトセミナー」というネーミングには、チラシ原案をつくったメンバーのこだわりがあるようで。
「“ナイトセミナー”って、いいよね」と、非常に目をキラキラさせて説明していました。
夜の勉強会のイメージと、言葉の響きがよいということらしく。・・・まあ、同意はします。
大人の学びの場、というかんじでもあり、未成年としてはちょっとそういうのを覗けるような雰囲気にワクワク感があるようでもあり。
そういうのもあって、まだ瑞慶山先生ご本人にも連絡していなかったときから、盛り上がっていたのでした。

平日の夜、仕事帰りにちょっと寄って、展示を見つつ話を聞いていける場をつくりたい、ということで設定された企画です。
そういえば、昨年の大阪での沖縄戦展でも、夕方からの講演会をやったのでした。
名護市史誌編纂室の川満彰さんをお呼びしての講演会でした。
あれも、なかなかいい企画で、いいお話でした。土曜日だったので、仕事帰りの人たち向けに、とはいきませんでしたけど。

日比谷証言集会のシンポジウムのころから、ときどき勉強会をしたいという話はあり、年間計画を考える際にはいつも持ち上がっています。
定期開催というのはまだ見通しが立ちませんが、「沖縄の戦争展」で行うのが1回目というかんじで、ナイトセミナーもシリーズ化していけばいいなあと思います。
まあ、まだまだ体験者の方中心のイベントがメインでやっていくはずなので、おいおい、というところですが。

日常の中に戦場体験記録と触れる機会があれば、というのは、やっぱりこれからのテーマだと思います。
「ナイトセミナー」から、新しい可能性が広がることを期待しています。
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6月開催の「沖縄の戦争展」、土日は「戦場体験者と出会える茶話会」を計画しているところですが。
初日の23日(金)、沖縄慰霊の日の当日夕方、ナイトセミナーの開催が決定しました。
沖縄・南洋の民間人戦争被害者が補償を得るための活動をサポートされている、瑞慶山茂弁護士にお話をしていただきます。

先日の拡大事務局会議のときには、瑞慶山先生ご本人には何の相談もしていない状況で、チラシ案に出ていたナイトセミナー。
こういう見切り発車的無茶ぶりは、保存の会の日常茶飯事です。
チラシを作るまでには、相談しないとね、ということになっていたのですが、昨日なんだかんだあって、決定したというメールが来ました。
なんだかんだってなんだ、というところですが、この辺も保存の会の日常茶飯事で、いろいろと決まるときには意外な方向から一気に決まるものなのです。
なんというのか、やりたいね、と言い出せばそこからコトが動くものというのか。

そういうわけで、今度の「沖縄の戦争展」の中心テーマとなる部分の背景、現状などを、関係者から直接解説していただける機会が得られることになりました。
詳細は今後また改めて。
「なんだかんだ」の部分も、書くことがあるかもしれないし、本番で出てくることもあるかもしれません。その辺は未定です。
70年前の今日、1947年4月25日、第23回衆議院議員総選挙の投票が行われました。
参議院の選挙とは少し日程をずらしてあったようで、衆参同日選挙ではなかったのですね。

5月3日の日本国憲法施行前最後となるこの選挙は、衆議院解散によるもので、このときの解散は「新憲法解散」と呼ばれているようです。
第1次吉田茂内閣は、大日本帝国憲法の下で組閣されており、吉田茂は貴族院議員でした。
そのため、新しい憲法の施行を前に、改めて正当性を問うために解散となったようです。
選挙の結果、与党である日本自由党(吉田が総裁を務める)と民主党合わせて255議席、野党は199議席ということで、一応は与党側の勝利ではあったのですが。
最高得票は、参議院選挙と同じく日本社会党。選挙後、日本社会党も与党に参加することになり、吉田続投を企図するも、吉田自身が、首相は第1党から出すべきと「憲政の常道」を唱え、5月20日に総辞職。
選挙から約1ヶ月後の5月24日、片山内閣が成立します。

この選挙結果をみて、マッカーサーは、「国民は中庸を選んだ」との声明を発表。
死ぬまで吉田と親密だったマッカーサーとしては、複雑なものがあったのではないでしょうか。

これより1年前の1946年4月22日には、幣原喜重郎内閣が総辞職していました。
GHQ草案が出された後の混乱を超えて、憲法草案がだいぶ出来上がってきたころ、「憲法改正は現内閣で」と語るもかないませんでした。草案作成をリードしていた首相は、日本国憲法公布を迎えることなく退陣したのです。
第1次吉田内閣は、憲法施行までは継続したので、だいぶ幸運だったとはいえるかもしれません。
ともあれ、改憲の節目とともに、2つの内閣が総辞職しているわけです。
憲法の変わり目は、政界に大きな動きをもたらすものであるようです。
昨日まで3日連続で、大戦関連の公的な展示資料館のイベントを紹介しましたが。
実は、最近のこれらの施設について感じたことがあってのことです。

最初に挙げた新宿の平和祈念展示資料館については、上映の内容を見て、気になることがありました。
ヒロシマ・ナガサキの原爆の映画が含まれていることです。
戦争の映画上映としては普通のように感じますが、平和祈念展示資料館は、「恩給欠格者、シベリア抑留、引き揚げ」の3つをテーマにしていて、けっこう特化しているものでした。
昨年は特攻も扱ったようですが、沖縄戦などは範囲外になるという話も聞こえていました。
恩給欠格者は別として、基本的には終戦の後の苦難がテーマになっているという話だったような。
この辺、保存の会がイベントでチラシを置かせていただきに行って受ける説明です。

だったのですが、こうしてみると、今回の上映は、だいぶ対象が広がっているように感じるわけです。
どういう流れでそうなっているのでしょうか。
昨年12月の「茶話会」、猪熊得郎さんをしのぶ会には、平和祈念展示資料館のスタッフもいらっしゃっていました。
保存の会は、大戦のことを伝えていくという目的のもと、お互い協力できるのであればそうしたいという方向なので、公的施設のテーマが広がるのはいいことなのかもしれないと思います。
保存の会自体、もともとは戦地に赴いた将兵の方々を対象としていましたが、近年は空襲や民間人の体験も伺って記録しています。
戦後72年目に入り、分けている場合ではない、という面もある気がします。どうにかして、零れ落ちるものを少なくしたい、というのが共通しているとしたら、希望が持てるようにも思います。
今度は、昭和館のゴールデンウイークの企画のお知らせです。

立て続けに都内公的施設のイベントのお知らせでいいのか、というかんじですが。
平和祈念展示資料館としょうけい館と昭和館はここ数年3館連携しているので、なんとなく3つとも紹介するべきなのかな、というかんじがするのです。
昭和館は、ときどき戦場体験史料館にイベント案内チラシを送ってきているというのもあります。


「家族みんなで楽しもう!昭和館GW特別上映会
~戦中・戦後のアニメ映画と4Kでよみがえる終戦直後の日本」


会期:4月29日(土)~5月5日(金)
会場:昭和館1階ニュースシアター
開館時間:10:00~17:30(入館17:00まで)
休館日:毎週月曜日

上映作品:
■「のらくろ二等兵」
製作年:昭和10年(1935)
11分 音声あり
田河水泡が1931年に雑誌『少年倶楽部』に連載を開始した戦前の人気漫画をアニメ化したもの。

■「アリチャン」
製作年:昭和16年(1941)
12分 音声あり
マルチプレーン撮影台を使用した日本初の映画でディズニー開発のわずか4年後に実用化された。瀬尾光世の代表作の一つ。

■「魔法のペン」
製作年:昭和21年(1946)
11分 音声あり
戦災孤児の少年が青い目の人形からもらったペンは、焼け跡に夢を描くとそれが次々に現実のものになっていく。

■4K映像
撮影年:昭和21年(1946)
10分 音声なし
アメリカ・ニューヨークのドキュメンタリー映像作家のジュリアン・ブライアン氏から寄贈された35mmフィルムが超高精細4K映像で甦える。
戦後間もない東京・広島等の情景が映しだされ、4Kならではの映像で人びとの表情や闇市に並ぶ品々等が鮮明に浮かびあがる。